自動車用樹脂部品を成型する機械に導入された事例です。機械は、1300トン射出成型機で、EASChangesystemsは金型交換システム全てを設計し 敷設しました。
成形機はGX900-8100(クラウス・マッファイ)
このプロジェクトでは、EASChangesystems製金型交換システムが導入されました。金型交換作業が自動化され、交換に要する時間は3分以下です。
EASChangesystemsのシステム構成
〇マグネットクランプシステム
〇オートマチックマルチカプラ
〇金型交換用テーブル(予熱ステーション搭載)
マグネットクランプシステムにより、金型の着磁・脱磁は迅速に行うことが出来ます。脱磁によりバックプレートから外れた金型は、金型交換用テーブルへ移動します。一方、金型交換用テーブルの上には、次の金型が予熱ステーションで待機しており、前の金型を取り出した後、直ちに成形機へ挿入して使用できる状態です。成形機へ次の金型を挿入したら、着磁を瞬時に行い生産作業に移ります。このシステムにより、金型交換に要する時間は3分以下です。
関 連 情 報
金型交換システムをみる
上下の金型を開閉する機械”ダイスプリッタ”をみる
左右の金型を開閉する機械”金型検査用システム”をみる