エアフリーパルスDCイオナイザ

エアフリーパルスDCイオナイザ

エアフリーパルスDCイオナイザの画像
エアフリーパルスDCイオナイザの画像
エアフリーパルスDCイオナイザの画像
エアフリーパルスDCイオナイザの画像
エアフリーパルスDCイオナイザの画像
サムネイル1
ゴミ取り・静電気・除塵対策

エアフリー パルスDCイオナイザは、
” 強力な除電能力 ” と ” エアフリー(無風)で広範囲を除電する能力 ” を兼ね備えた最新の除電技術です。

メーカー

キストエシャリッヒ (KIST+ESCHERICH GmbH)

目的・用途

静電気対策

異物対策

表面改質

電池の製造

業界

自動車・搬送
電機機器
非鉄金属
印刷・包装
鉄鋼
電子部品・半導体
メディカル

デモ機(実機)貸出あり

商品説明

無風って本当に効果があるの?

エアレス・無風にすると除電能力おちるでしょ?

除電器ってエアをブローするものでしょ?

と思っていませんか?

エアフリー パルスDCイオナイザは、
” 強力な除電能力 ” と ” エアフリー(無風)で広範囲を除電する能力 ” を兼ね備えた最新の除電技術です。


<エアーフリー除電技術>

スマートイオンは、最新のエアーフリー除電技術を搭載した静電気除去バーです。バー型のハウジングに放電針を等間隔に設置しており、高電圧を印加することで針先でプラスイオンマイナスイオンを生成します。イオンを広範囲へ無風で放射することができ、生産環境に無用な ” 風 ” をブローすることなく、基材の静電気を除電することができます。

直流は、高濃度イオンを生成できる特徴があります。スマートイオンは、直流印加電圧をパルス化して放電針に印加することで、高濃度イオンを遠くまで輸送できるエアフリー除電技術を実現した静電気除去バーです。

従来のバー型イオナイザのように、除電ブローという圧縮エア・クリーンエアを針先から吹き出してイオンを拡散する除電器と比べて、エアフリーパルスDCイオナイザは、圧縮エアを使いません。この技術には、多くのメリットがあります。


<エアフリー パルスDCイオナイザのメリット>

〇低炭素化技術
スマートイオンは、動力源に圧縮機を使いません。超低消費電力で運転できるので、無駄なCO2排出を低減できます。

カーボンニュートラル・環境負荷低減・CO2排出削減を目標に掲げる企業様に貢献できる低炭素化技術のイオナイザです。

〇超低ランニングコスト
スマートイオンの運転に、圧縮機(コンプレッサー)は不要です。エアをブローする従来のバー型イオナイザと比較して圧倒的に低ランニングコストです。無駄な電力消費を減らし、経費削減につながります

〇高い除電能力とエアフリー(無風)を兼ね備えた除電技術!

〇クリーンエアのメンテナンスが不要!
圧縮エアの水分トラップ・オイルミストセパレータのメンテナンスは不要です。

〇除電ブローからのエア汚染のリスクなし!

〇エアブローしないのでクリーンルームに最適!
(※クリーンルームISOクラス5まで)

〇エア圧力の調整不要!操作が簡単!

〇定期メンテナンスが簡単!


エアフリーパルスDCイオナイザー:スマートイオンのラインナップをご紹介します。


<ロングレンジモデル>

◆スマートイオン70◆
有効距離20~150?
イオンバランス自動調整機能無し

◆スマートイオン100D◆
有効距離100~600?
イオンバランス自動調整機能無し

◆スマートイオン120D◆
有効距離100~600?
イオンバランス自動調整機能有り

◆スマートイオン200◆
有効距離200~700?
イオンバランス自動調整機能有り

◆スマートイオン300◆
有効距離300~1,500?
イオンバランス自動調整機能有り

<高速対応モデル>

◆スマートイオン100S◆
有効距離20~100?
速度 最大1,300m/min まで
イオンバランス自動調整機能無し

◆スマートイオン120S◆
有効距離30~250?
速度 最大1,300m/min まで
イオンバランス自動調整機能有り


<小型モデル>

◆スマートイオンSPM◆
有効距離20~150?
イオンバランス自動調整機能無し
名刺サイズ大の小さなパルスDCイオナイザです。


写真:
フィルムを巻き取るロールの前で静電気除去

商品特長

パルスDCイオナイザーはローカーボンテクノロジー

<ローカーボンテクノロジーとは?>

ローカーボンテクノロジーは、低炭素化技術という意味です。
二酸化炭素のような温室効果ガスの排出を低減する活動は、環境意識の強い企業の間で取り組まれています。
工場の無駄なエア漏れを無くす、という身近なところから、画期的なエアレス技術を開発して、圧縮機の消費電力を低減して工場のCO2排出低減を実現するなど、いろいろな取組が行われるようになっています。
そして、スマートイオンは従来の圧縮機の電力に依存する静電気除去バーとは一線を画す、低炭素化技術です。
エアーフリースマートイオンは、無駄なCO2を排出せず、工場の静電気にまつわる様々な問題を解決します。


<なぜエア式静電気除去バーはCO2排出増加につながるのか?>

日本で広く普及してるエア式バー型イオナイザは、除電ブローの動力源に圧縮機(コンプレッサー)を使用しています。
圧縮機の使用は、多大な電力消費につながります。
工場の電気は、電力会社が発電所から作り出しており、発電所には、原子力発電、LNG火力、石炭火力、石油火力、再生可能エネルギー(太陽光発電、水力、風力発電)があります。それぞれの電源を組み合わせて電気を作り、工場に届けています。発電所が電気を作る過程で二酸化炭素を排出します。
つまり、エア式バー型イオナイザは、動力源の圧縮機を使用することにより、多大な電力を消費します。それが発電所の二酸化炭素(CO2)排出につながっているのです。

一方、
エアフリーパルスDCイオナイザは、圧縮空気を使用しません。無駄な電力消費やCO2排出を削減できる、環境負荷が低い除電技術なのです。

それなら、エア式バータイプイオナイザを、他のエアフリー除電器に置き換えることができれば、圧縮機(コンプレッサー)の消費電力を低減することができるので、CO2排出削減することができるのではないでしょうか?

工場で、エアフリー除電器のテストをして条件確認を行い、除電能力に問題が無ければ、初期費用・ランニングコストを加味してリプレースを検討することができます。
イオナイザという大量のエア漏れを無くしていくことができれば、圧縮機(コンプレッサー)の消費電力を低減することができるので、CO2排出削減につながるはずです。

スマートイオンは、カーボンニュートラル・環境負荷低減・CO2排出削減を目標に掲げる工場に貢献できる低炭素化技術のイオナイザです。

写真:
射出成形機で成形したプラスチック製品をコンベヤで搬送
スマートイオンで除電して、収集箱の静電気の蓄積を防止

パルスDCイオナイザー:スマートイオンは超低ランニングコスト!

<工場で圧縮エアはどうやって使われてるの?>

工場の電力消費量の20~30%が、圧縮エア用コンプレッサーの電気代と言われています。
工場で、圧縮エアはどのように使われているのでしょうか?
製品や設備を清掃するのに、エアーガンは必需品です。ハンディのエアーガンで付着しているゴミやホコリを吹き飛ばして清掃します。搬送用トレーは、使用する前にエアーガンで清掃します。バンパーラインで塗装前に清掃するのに圧縮エアで清掃します。ほかにも、ガラス基板搬送工程では、エア浮上テーブルで搬送するのに圧縮空気を使用、半導体工程ではウェーハをチャックするハンドで圧縮エアをブローします。


<エアフリーで超低ランニングコストを実現!>

エア式バータイプイオナイザは、一つの工場で、数十台~数百台のエア式バータイプイオナイザを運用していれば、その分 多大な経費をコンプレッサー(圧縮機)の電気代に費やしていることになります。
様々な工場で消費される圧縮空費は、経費の負担が大きいので、無駄なエア漏れ防止、余分なエアは圧力を絞って使用するなど経費削減措置をとる工場もあります。

しかし、エア式バー型イオナイザは、圧力を絞ってエアレス・無風で運転は、簡単にできることではありません。
エアレス・無風は、イオンをエアで輸送できる範囲を狭めることになるので、除電能力の低下・除電エリアの縮小することになります。
狙いの条件で静電気除去を行うためには、仕様に沿って適切な運転エア圧で除電ブローして運用する必要があります。これが、除電器にエアーブローが必要な理由でした。

高い除電能力とエアレス(無風)は、従来のイオナイザの相反する課題なのです。

エアフリーパルスDCイオナイザは、高い除電能力と広範囲の除電エリアを兼ね備えた最新の除電技術なのです。
” エアフリー ”は、” コンプレッサーフリー ”ということです。コンプレッサー(圧縮機)を不要にしたスマートイオンは、超低ランニングコストです。


写真:
食品工場の充填工程
縦ピロー包装機で静電気除去

パルスDCイオナイザーはゴミやホコリをまき散らさないクリーンな除電技術

<エアーブローは再付着を引き起こす>

生産環境で、エアーガンや除電ガンで基材を清掃すると、吹き飛ばされたゴミやホコリを室内にまき散らしてしまいます。吹き飛ばされて浮遊しているゴミやホコリは、静電気を帯びた基材に引き寄せられて またくっついてしまいます。

再付着の問題です。

イオナイザでも同じです。エア式バー型イオナイザは、除電ブローして静電気で付着したゴミや異物を除電して、表面から吹き飛ばします。それでは、異物を生産環境にまき散らしてしまうことになります。
特に、クリーン環境では、気流やブローする設備の導入は慎重です。クリーン環境中に浮遊している微小な塵埃を飛散させないためには、除電ブローするイオナイザは問題を引き起こす可能性があります。
エアフリーパルスDCイオナイザ スマートイオンは、こうしたエアーによる問題を克服して、静電気除去ができるイオナイザです。


<エアーブローはエアーに弱い製品にはNG>

基材の静電気を除去したいが、エアブローを当てたくない用途はあります。ガラス繊維・生地・不織布の生産現場などです。生産中の繊維にエアブローすると、繊維の目が荒れたり、ケバだつ、ゴミがエアでめり込む、製品を吹き飛ばしてしまう、等 の問題が発生することがあります。
エアフリーパルスDCイオナイザ スマートイオンは、こうしたエアによる問題を克服して、静電気除去ができるイオナイザです。


写真:
スリッターでロールに巻く前にスマートイオンで静電気除去

パルスDCイオナイザー設置例

<フィルム>
ロールから巻き出しで、剥離帯電による静電気を除電
ロールへの巻取りで、巻き取る直前にフィルムの静電気を除電

スリッターでフィルムを裁断後に除電
ロールtoロールに設置して、ガイドロールとフィルム間の摩擦帯電・剥離帯電を防止


<シート>
シートと紙の張り合わせ後に除電
シートとフィルムを剥離するときに除電
シートを除電してから上からチャック


<電池・電極箔>
アルミ箔・銅箔の上にペースト(活物質)塗工後、ロールtoロールプロセスで除電


<射出成型>
金型の中を除電
成形品・樹脂製品をコンベヤ搬送する工程で部品の静電気を電


<ガラス>
板ガラス加工工程で除電(ロール搬送工程)
ガラス繊維製造工程で除電(整経・整織・表面処理など)


<ファイバー>
ボビンへ巻取り時の静電気対策


<クリーン環境>
クリーンルームの静電気対策
クリーンブース・クリーンベンチの静電気対策
(※クルーンルームISO,クラス5まで)

関連商品

パルスDCイオナイザ スマートイオンSPM

パルスDCイオナイザ スマートイオンSPM

ゴミ取り・静電気・除塵対策

高周波ACイオナイザ SI プレシジョン

高周波ACイオナイザ SI プレシジョン

ゴミ取り・静電気・除塵対策

3Dクリーナー タイフンクリーン

3Dクリーナー タイフンクリーン

ゴミ取り・静電気・除塵対策

商品に関するお問い合わせ・詳細情報はこちらから

製品サービス内容に関するご質問やご不明な点などお見積りがありましたら、こちらよりお問い合わせください。

製品検索

キーワードから探す

カテゴリーから探す

目的・用途から探す

業種から探す

メーカーから探す(頭文字)