インライン精密厚み測定器(走間接触式厚み計)
MTPシリーズ(ヘビーデューティーモデル)

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MTPシリーズ(ヘビーデューティーモデル)

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金属製品測定機器

製造ラインで矯正・加工中のストリップ材に対し、先端が平坦なダイヤモンドチップを備えた測定トランスデューサーで、ミクロン単位(分解能0.001mm)の板厚を連続的に測定・データ収集する厚み測定器です。「簡単操作」と「堅牢性」を両立し、圧延ラインや加工ラインの品質管理・工程改善に貢献します。

メーカー

UVB Technik

目的・用途

熱処理の効率化

鋼材の矯正

電池の製造

業界

研究開発
非鉄金属
鉄鋼
電子部品・半導体

デモ機(実機)貸出あり

商品説明

できること・メリット・導入効果・その根拠・不向きなケースを1つずつ整理しました。
1
出来ること(機能)

走行中のストリップ材の板厚を、先端が平坦なダイヤモンドチップ搭載の測定トランスデューサーでミクロン単位(分解能0.001mm)で連続測定。測定範囲は0.03~9.0mm(最大20mm対応)、最大900m/minの高速ラインに対応します。測定位置は幅方向に任意設定可能で、板端から最大310mmの深さまで測定。偏差は3段階のカラー表示で視認しやすく、タッチパネルで直感的に操作できます。

2
メリット(長所)

UVB社独自のフローティングシステム(スプリング×エア浮遊機構)が、通板材料のバタつきや傾きに追従し、センサーを常に垂直に保ちながら正確な測定を継続。タッチパネルなら誰でも直感的に操作可能で、ゼロ点確認や測定子清掃も10~20秒で完了。日々のメンテナンス負荷を大幅に軽減し、温度ドリフト対策機構により季節変動の影響も受けにくい設計です。

3
ベネフィット(経営的効果)

精密な板厚管理により製品品質が安定し、不良率を低減。ライン内でのリアルタイム検査で不良を早期発見でき、手直し・廃棄コストの削減と歩留まり改善につながります。メンテナンス負荷の少なさは運用コスト圧縮と人件費削減に貢献し、蓄積される精密データは継続的なプロセス改善やお客様からの信頼強化にも寄与します。

4
ベネフィットの根拠(+α 競合優位性)

UVB独自のフローティングシステムと温度ドリフト対策機構の組み合わせにより、波状材料や高速稼働ラインなどシビアな条件下でも板厚2.0mm未満で±1μm、2.0mm以上で±2μmという高精度測定を維持。従来の接触式厚み計では難しい安定測定を実現し、PROFINET・PROFIBUS対応やアナログ出力2口による高い拡張性も強みです。

5
利用しない方がよいケース

わずかな測定痕も避けたい高級仕上げ材や、繊細な表面品質が求められる装飾面材には非接触式厚み計をおすすめします。設置スペースが極度に限られる場合はコンパクトモデルのMIAシリーズをご検討ください。すでに類似の高精度厚み計を安定稼働させ追加投資効果が見込めない場合も、導入は見送るのが賢明です。

「既存設備の厚み計を更新したい」「操作が簡単な厚み計を探している」といったお悩み・ご要望に対応します。デモ機もございますので、貴社ラインでの実演も可能です。お気軽にお問い合わせください。

商品特長

◆通板パスラインとの高いトレース性

測定ヘッドはUVB独自のフローティングシステムと呼ばれるスプリング×エア浮遊機構により、通板材料の傾きやバタつきに合わせてフレキシブルで立体的なトレース(追従)運動を行います。この機構により測定ヘッドは測定対象の動きに合わせて最適な測定位置、角度を維持。
測定対象に対して垂直を保持し正確な測定を続けます。

◆明瞭なデータ表示と操作簡単なタッチパネル

操作はタッチパネルから行います。ホーム画面では「リアルタイムの測定値」と「目標板厚との偏差を数値およびグラフ」が表示されます。グラフは偏差の大きさに応じて、視認しやすい3段階の色分け表示をします。分かりやすいアイコンと画面表示により誰でも簡単に操作していただけます。

◆測定位置とポジショニング

インラインにおける測定ポイントは幅方向に対して任意に設定可能。モデルにより最大で板端から310mmの位置まで測定可能です。測定位置までの移動は手動タイプとエアシリンダーによる自動タイプの2種類のご用意。 自動タイプには緊急退避機能を装備。運転中に板切れ等が発生し、大きな衝撃が加わると測定器を保護するために製品ラインの外(駐機位置)まで自動退避します。
→板切れ時の緊急回避動画

◆日々のメンテナンスも簡単!

●測定器使用中は測定前後でゼロ点確認 … タッチパネルで表示確認 >>> @10秒
●必要に応じて測定子の清掃の実施 … センサー間にきれいな紙を通し、ちり・ゴミ・汚れの除去 >>> @20秒
※測定端子は焼結ダイヤモンドを採用しているので長寿命です。

◆豊富な出力データ

AGCなどの連続ライン制御用信号や偏差信号の出力をレコーダーに取り込み活用するなど拡張性の高さも利点です。

◆温度ドリフト対策

測定環境における温度変化(季節、測定対象からの熱伝導等)で測定誤差が生じない様に自身を一定温度に保つ温度調整機構を搭載しています。加えて温度変化による膨張収縮を一定にするために装置の構成には可能な限り同じ部材を採用しています。温度変化による測定誤差(温度ドリフト)を最小限に抑えます。

設置イメージ(圧延機に設置した場合の例)

圧延加工とは、圧延ロールと呼ばれる円柱状の金属ロールで材料を挟み込み、回転させながら通過させることで薄く延ばし、所定の厚みに成型する金属加工工程です。
圧延機への設置イメージ
推奨設置スペース:幅 200mm
推奨設置スペース:高さ 500mm
推奨設置スペース:奥行き 1,500mm
パスライン高さ 248 -5/+0 mm
※上記は推奨値のため、一部カスタマイズ可能です。使用環境に合わせてパスライン高さ177mmまでのローダウン改造にも対応しています。
設置スペースの確保が難しい場合は、コンパクトモデル「MIAシリーズ」もご検討ください。

導入事例

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兵庫県内 特殊鋼メーカー様
不良率・保守費を激減させた特殊鋼メーカーの板厚管理法

老朽化した旧型厚み計を「MTPシリーズ」に刷新し、2015年の導入から現在まで生産停止トラブル「0件」を継続。ミクロン単位の安定測定により不良率と保守コストを大幅に削減した事例をご紹介します。

コラムで詳しく見る →

よくあるご質問(FAQ)

Q 既存のラインに後付けで設置できますか?
はい。専用の架台にボルト固定し、AC電源と圧縮空気を接続するだけで設置可能です。設置推奨スペースは幅200mm・高さ500mm・奥行き1,500mm程度で、パスライン高さの一部カスタマイズにも対応しています。
Q 操作に専門知識は必要ですか?
不要です。タッチパネルによる直感的な操作が可能で、ゼロ点確認や測定子清掃も数十秒で完了します。難しい設定作業なしに、現場のオペレーターの方がすぐにご利用いただけます。
Q 既存の生産ラインの制御システムと連携できますか?
可能です。PROFINETまたはPROFIBUSによるシリアルデータ出力に対応しており、AGCなどの連続ライン制御信号としてもご利用いただけます。アナログ出力も2口備えています。
Q デモ機で事前に確認できますか?
はい。デモ機(実機)貸出をご用意しており、貴社の生産ラインで実際に測定精度や操作性をご確認いただけます。お気軽にお問い合わせください。

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