出力可変式のプラズマ処理機で、300W - 450W程度の中出力が特徴のプラズマ処理機です。(仕様上1000Wまで)
RAantec GmbH
表面改質
デモ機(実機)貸出あり
テストピースによるサンプルテスト可
プラズマ処理とは、表面に生成される官能基により、科学的結合を変化させて接着効果を得る、表面改質技術です。
空気中で放電することにより、発生したプラズマの電子・イオン・ラジカルが基材表面に接触します。
基材表面の分子とプラズマ中のイオン・電子が反応して、親水性官能基が生成され、表面が活性化し、接着性やぬれ性が向上します。 (=分子間力、ファンデルワース力の働き)
また、表面に残存する有機物や酸化物を除去することで、表面活性・クリーニング効果が得られます。
Raantec(ランテック)社製のプラズマ処理機は、樹脂や金属の接着性、密着性改善に最適です。処理幅は、5-10?用ノズルと20-70?用ノズルがあり、用途に応じてお選びいただけます。先端ノズル部分は簡単に取替が可能です。20-70mm用設備は、5-10mm用ノズルも使用でき、幅広い処理エリアを1台でカバーできます。
※左右にフリックしてご覧いただけます。
標準のプラズマノズルです。直線的なビーム上のプラズマを照射し、狭いエリアなどの処理に向いています。
回転式ノズルで、Plasmajet(5 - 10mm)よりも幅広く処理を行うことが可能です。
20?、30?、最大70?まで処理が可能な
先端ノズルを取り付け可能です。
今までスポットタイプでは難しかった幅の基材へも対応可能です。
Plasmajet(5 - 10mm)およびPlasPhere(20 - 70mm)に用いる共通の発信機です。シングル仕様の場合はG10P、2本仕様の場合はG12P発信機となります。PlasPhere(20 - 70mm)ノズルを2本搭載することで、100?を超す幅も1台の発信機でカバーすることが可能です。
◆寸法 420x375x210?
◆電源 230V 50-60Hz 最大10A
◆出力 150-1000W(G10P) 1200W(G12P)
◆ケーブル長 2500?
デモ機を用いてのテストサンプル作成を常時受け付けております。
サンプルの表面はテストインクで濡れ性を確認できます。
テスト結果が良好な場合はデモ機貸出をおこない、貴社ラインでのテストも可能です。