金属3Dプリント粉末除去装置 パウダーシールド

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金属3Dプリント粉末除去装置 パウダーシールド

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理化学機器・研究開発用機器

パウダーシールドは、金属3Dプリント後の造形品に残った金属粉末を、 密閉環境で安全に除去・回収するデパウダリング装置です。

造形品をチャンバー内で回転・傾斜・振動させながら余剰粉末を除去し、 吸引やガスブローによる仕上げにも対応。 除去した粉末は回収し、再利用につなげることができます。

金属粉末の飛散や作業者への曝露を抑えながら、 金属AMの粉末除去工程をより安全に行うためのシステムです。

メーカー

Inert

目的・用途

鋼材の矯正

電池の製造

業界

自動車・搬送
電機機器
研究開発
非鉄金属
印刷・包装
電子部品・半導体
メディカル

商品説明

金属AMの粉末除去を、より安全な工程へ

金属3Dプリント後のデパウダリングでは、造形品に残った微細な金属粉末を取り除く必要があります。 粉末の種類によっては、作業者への曝露や周囲への飛散だけでなく、 酸素や水分との接触による粉末品質への影響にも配慮が必要です。

パウダーシールドは、 粉末除去・回収から安全な粉末ハンドリングまでを、管理された密閉環境で行える ことが特長です。 作業者と製造環境を金属粉末から守りながら、回収した粉末の再利用にもつなげ、 金属AMの後工程をより安全で扱いやすい工程へ変えていきます。

商品特長

回転・傾斜・振動で残留粉末を除去

造形品をセットしたテーブルを回転・傾斜・振動させ、 表面や内部に残った金属粉末を効率よく除去します。

造形品の向きを変えながら粉末を落とせるため、 複雑な形状や内部に粉末が残りやすいワークのデパウダリングにも対応。 手作業だけに頼らず、金属3Dプリント後の粉末除去を行えます。

吸引とガスブローで細部まで粉末除去

回転・傾斜・振動だけでは取り切れない粉末は、 高流量バキュームとガスガンを使って除去できます。

穴やくぼみ、複雑形状の内部などに残った粉末を吸引し、 窒素またはアルゴンによるガスブローを使い分けながら、 細部までデパウダリングできます。

除去した金属粉末を回収・再利用

造形品から除去した余剰粉末は、 チャンバー下部へ集めて回収できます。 粉末を周囲へ飛散させず、デパウダリングから回収までを一連の工程として行えます。

回収した粉末は、必要に応じてふるいなどの後工程へつなげることで、 再利用することが可能です。 高価な金属粉末の廃棄を減らし、材料を有効活用できます。

密閉・不活性雰囲気で安全に粉末を取り扱う

パウダーシールドは、造形品の粉末除去を 密閉された不活性ガス雰囲気で行うことができます。 金属粉末を周囲へ飛散させにくく、作業者が粉末へ直接曝露するリスクを低減します。

さらに、酸素濃度を低く管理した環境で作業することで、 チタンなど反応性の高い金属粉末の酸化を抑えるとともに、 燃焼・着火リスクの低減にもつながります。

金属粉末を扱う作業者・工場・粉末品質を守る

金属3Dプリント後の造形品には、微細な金属粉末が表面や内部に残っています。 開放された環境で粉末除去を行う場合は、粉末の飛散や吸入を防ぐため、 適切な保護具や局所排気などの安全対策が必要になります。

パウダーシールドでは、粉末除去工程を 管理された密閉環境の中で行うことで、 金属粉末を作業空間へ持ち出すリスクを抑えます。

作業者への粉末曝露を低減

微細な金属粉末の飛散を抑え、吸入や接触など、 作業者が粉末へ直接曝露するリスクの低減につながります。

工場内への粉末飛散を抑制

デパウダリング時に発生する粉末を密閉された空間内に留めることで、 周辺設備や作業エリアへの粉末の拡散を抑えます。

反応性金属粉末の取り扱いリスクを低減

チタンなどの反応性金属粉末では、酸素濃度を低く管理した不活性ガス雰囲気で取り扱うことで、 酸化を抑えるとともに、燃焼・着火リスクの低減にもつながります。

回収する粉末の品質維持にも

酸素や水分との接触を抑えながら粉末を取り扱えるため、 回収・再利用を検討する金属粉末の酸化や汚染を抑えることにもつながります。

金属3Dプリント後の粉末除去方法を比較

金属3Dプリント後の粉末除去には、保護具を着用して行う開放環境での手作業、 局所排気・吸引を併用する方法、密閉された装置内で行う方法があります。 粉末の種類や造形品の形状、処理量、安全管理の考え方に合わせて選定します。

比較項目 開放環境での手作業 局所排気・吸引を併用 パウダーシールド
粉末飛散への対策 保護具・作業手順などで対策 局所的に吸引 密閉空間内で除去・回収
作業者の粉末曝露対策 PPEへの依存度が高い 吸引+PPEなどで対策 粉末を密閉環境内に保持
不活性ガス雰囲気 対応
酸素・水分との接触抑制 難しい 難しい 雰囲気管理により抑制
粉末の回収 作業方法による 吸引設備による 除去した粉末を回収可能
複雑形状への対応 手作業で柔軟に対応 手作業で柔軟に対応 回転・傾斜・振動+吸引・ガスブロー
設備導入 比較的容易 排気・集塵設備などを検討 専用設備として導入

特にチタンなどの反応性金属粉末を扱う場合や、 作業者への曝露、工場内への粉末飛散、粉末の酸化をまとめて対策したい工程では、 密閉・不活性雰囲気でデパウダリングできるパウダーシールドが選択肢になります。

金属3Dプリント後の粉末除去方法を比較

金属AMの粉末工程を、除去だけで終わらせない

パウダーシールドは、金属3Dプリント後の粉末除去・回収を担う装置です。 しかし金属AMでは、その前後にも 不活性雰囲気の管理、金属粉末の保管、粉末の再生・改質 など、粉末を安全かつ有効に扱うための工程があります。

ケー・ブラッシュ商会では、パウダーシールドだけでなく、 金属AMの粉末工程に関連する装置を取り扱っています。 用途や工程に合わせてご相談ください。

不活性雰囲気で作業する|グローブボックス

酸素や水分を低く管理した不活性雰囲気の中で、 金属粉末や酸化・水分に敏感な材料を取り扱うためのグローブボックスです。 グローブボックスを見る →

金属粉末を再生・改質する|rePOWDER

プラズマ処理によって金属粉末の球状化や再生・改質を行う、 AMAZEMETの金属粉末製造装置です。 rePOWDERを見る →

金属粉末を安全に保管する|金属粉末貯蔵庫

金属AMで使用する金属粉末を、外気との接触を抑えた環境で保管。 粉末の保管工程まで含めた安全なハンドリングに活用できます。 金属粉末貯蔵庫を見る →

酸素・水分濃度を管理する|不活性ガス循環精製装置

窒素・アルゴンなどの不活性ガスを循環・精製し、 金属AM設備や密閉空間内の酸素・水分濃度を低く管理するシステムです。 不活性ガス循環精製装置を見る →

動画で見る パウダーシールド

造形品をセットし、回転・傾斜させながら粉末を除去する様子など、 パウダーシールドの実際の動きを動画でご覧いただけます。

パウダーシールド よくあるご質問

金属3Dプリント後の粉末除去や、パウダーシールドの導入について よくあるご質問をまとめました。

どのような金属粉末に使用できますか?

金属AMで使用される各種金属粉末のデパウダリングに使用できます。 特にチタンなど、酸素との反応や粉末の取り扱いに注意が必要な材料では、 密閉された不活性ガス雰囲気で粉末除去できるメリットがあります。 粉末の種類や条件については事前にご相談ください。

複雑な形状や内部に残った粉末も除去できますか?

造形品を回転・傾斜・振動させて粉末を落とすほか、 高流量バキュームや窒素・アルゴンによるガスブローを使用できます。 穴やくぼみ、複雑形状など、粉末が残りやすい部分の除去にも対応します。 ワーク形状によって除去性は異なるため、事前の確認をおすすめします。

除去した金属粉末は再利用できますか?

造形品から除去した余剰粉末は回収できます。 ただし、回収した粉末をそのまま再投入できるとは限りません。 粉末の状態や要求品質に応じて、ふるい分けや品質確認などの工程を行ったうえで 再利用を検討します。

なぜ不活性ガス雰囲気で粉末除去するのですか?

酸素濃度を低く管理した環境で金属粉末を取り扱うことで、 チタンなど反応性の高い粉末の酸化を抑えるとともに、 燃焼・着火リスクの低減につながります。 また、酸素や水分との接触を抑えることは、 回収する粉末の品質維持という点でも重要です。

作業者は防護服や呼吸用保護具を着用しなくてもよくなりますか?

パウダーシールドは、粉末除去を密閉された環境内で行うことで、 作業者への粉末曝露や周囲への飛散を低減するための装置です。 ただし、必要な保護具や安全対策は、使用する金属粉末のSDS、 作業内容、設備条件、各事業所の安全基準などに基づいて判断する必要があります。

窒素・アルゴンのどちらを使用できますか?

窒素またはアルゴンを使用した不活性雰囲気での運用が可能です。 使用する金属粉末や要求される雰囲気条件に応じて、 適切なガスやシステム構成を検討します。

どのくらいの大きさ・重さの造形品に対応できますか?

対応できる造形品のサイズ・重量には、作業チャンバーや回転・傾斜テーブルの仕様による制限があります。 実際のワーク寸法・重量・形状を確認したうえで、適合性をご案内します。 お問い合わせの際に造形品の情報をお知らせください。

導入前にワークや金属粉末について相談できますか?

はい。造形品のサイズ・重量・形状、使用する金属粉末、 現在の粉末除去方法、不活性雰囲気の条件などを確認し、 適したシステム構成をご提案します。

商品に関連する動画

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金属3Dプリンターで造形したばかりの製品は まだ細かい粉が付いてます。吸引暴露しないようパウダーシールドの中で安全に粉除去作業ができます。

パウダーシールド動画(造形物有)

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