◆「非接触」なのでフィルム・箔のダメージは最小限!
◆サブソニックエアーブロー用ノズル搭載
◆マイクロパーティクルを吸引除去
◆異物を吸引して周辺への飛散を防止
◆フィルム表面の薄い空気層を破壊+異物除去
◆クロスジェットに駆動部・消耗品は非搭載
◆圧縮エア・工場エアは不要
※超音波発生器は非搭載
キストエシャリッヒ (KIST+ESCHERICH GmbH)
静電気対策
異物対策
電池の製造
デモ機(実機)貸出あり
◆小さなパーティクルの付着がトラブルの原因になる
ロールtoロールプロセスで走行しているフィルム・紙の表面には、層流境界層(laminar boundary layer)と呼ばれる薄い空気の層があります。フィルム・紙が走行すると、表層の空気が粘性の影響を受けてフィルム・紙に引っ張られることによるものです。
そして、フィルム・紙の速度が早くなるほど、空気層は厚くなり、そこへパーティクルが付着すると、パーティクルは空気層に巻き込まれ、単なるエアーナイフや空間を除電するだけでは、除去するのが難しくなります。
一方、携帯端末に適用される光学フィルムやフレキシブルガラスのような繊細で高い品質が求められるウェブの製造現場では、表面に微小パーティクルが付着すると、不良の原因・ライン停止の原因となることがあります。回転ブラシや粘着ロールのような接触式ウェブクリーナーでは、対象物との接触により、表面に傷を残す原因になる可能性があるので、ウェブの表面を傷つけぬよう非接触で除塵する必要があります。
◆小さなパーティクルの付着が問題となる具体的な製造工程
-液晶用PETフィルムの製造プロセス
-偏向板用PETフィルム・TACフィルム(テレビやタッチパネルに使用)の製造プロセス
-フレキシブルガラス(高機能携帯端末などに使用)の製造プロセス
-紙の加工工程での紙粉
◆クロスジェットで微小なパーティクルを除塵
クロスジェットは特殊なエアノズルからサブソニックエアーをブローして、フィルム・箔 表面の薄い空気層を破壊してパーティクルを除去する非接触ウェブクリーナーです。
クロスジェット洗浄用ヘッドは、ガイドロールの真上に設置して取り付けます。特殊な構造のエアノズルから吹き出すサブソニックエアーは強力で、フィルム・紙 表面の層流境界層を破壊するので、微細な異物でも非接触で除去することを可能にします。表面から離れたパーティクルは吸引チャネルから吸い出し、別置きの集塵機に内蔵したフィルターで捕捉します。システムの運転に、コンプレッサー(工場エア・圧縮エア)は不要です。
☆C2ヨーロッパイノベーションアワードで、クロスジェットは、フィルム・紙・箔の製造業界における最も革新的な商品として表彰されました。
※左右にフリックしてご覧いただけます。
◆非接触ウェブクリーナー
◆マイクロパーティクルからゴミ・ホコリ・繊維系異物・粉塵などを除塵
◆ライン速度 ~1.500m/min
◆超音波ウェブクリーナーとは一線を画す斬新な除塵原理
流体力学の基づいて特別に設計された高速エア吐出用ノズルを搭載。亜音速の高速エアーをブローして、走行するフィルム・紙の表面の薄い空気層(層流境界層)を破壊して、薄い空気層に巻き込まれたマイクロパーティクル・微細異物を除去します。
サブソニックエアーで除去した異物は、吸引スリットで捕獲します。そして、別置きの集塵機へ空送して、フィルターで捕集します。
単なるエアーブロー・除電ブローとは異なり、異物をフィルターで集塵するので、生産環境への飛散を回避します。
生産環境の清浄度を保持し、異物の再付着を回避します。
クロスジェット洗浄用ヘッドの他、高圧ブロア・集塵機で構成されてます。
コンプレッサー・圧縮エア・工場エアは不要です。
バックアップロールは別途ご用意が必要です。
◆光学フィルム・PETフィルム・EVAフィルムの異物対策
◆紙 加工工程で紙粉を除去
◆極薄フレキシブルガラス
◆生産環境中に浮遊している微細なゴミ・ホコリ
◆衣類から発塵する繊維クズ
◆製造設備・摺動部から発生する金属系の粉塵
◆スリッターで発生する母材の切りカス・粉塵(樹脂カス・アルミ粉塵・銅の粉塵・ガラス繊維のケバ
◆紙粉
◆バックアップロールに抱かせて設置
◆フィルムの薄い空気層を破壊
◆空気層に取り込まれたパーティクルを除去
◆吸引してフィルターで捕集
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