回転ブラシ式ウェブクリーナー ロータークリーン

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回転ブラシ式ウェブクリーナー ロータークリーン

回転ブラシ式ウェブクリーナー ロータークリーンの画像
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ゴミ取り・静電気・除塵対策

◆回転ブラシ+静電気除去+エアーブロー+吸引除去
◆強めに固着した異物除去に高い除去能力!
◆様々なブラシラインナップ!
◆静電気を除電するから異物除去率が向上!
◆異物を吸引するから再付着のリスクは最小限!
◆基材を流しながら自動でクリーニング!
◆定期メンテナンスがとても簡単!
◆自動化・省人化に貢献!

メーカー

キストエシャリッヒ (KIST+ESCHERICH GmbH)

目的・用途

静電気対策

異物対策

電池の製造

業界

自動車・搬送
電機機器
非鉄金属
印刷・包装
鉄鋼
電子部品・半導体
メディカル

デモ機(実機)貸出あり

商品説明

ウェブとは、ロールtoロール工程で製造する長尺製品の総称です。

” 回転ブラシ ”を搭載した ウェブクリーナー ロータークリーンは、基材に強めに固着した異物に対して高い除塵能力があります。

フィルムやガラスのような繊細な表面には、柔らかいブラシ!鋼板に付着した異物には、固めのブラシ!ブラシラインナップの中から選択できます。

ロータークリーンは、基材の静電気をしっかり除電しながら、回転ブラシとエアーノズルの独特な気流で付着異物を 剥ぎ取ります。

異物を飛散させないよう「吸引」してフィルターで異物を捕集します。生産現場の清浄度を保持して「再付着」を回避します。

ロータークリーンにより、ウェブを流しながらインラインで除塵作業を行うことができます。粘着ローラーのような頻繁なテープ交換もないので、ラインの自動化・省人化に貢献します。

コストパフォーマンスが高いので、限られた予算の中から現実的に設備投資・水平展開を計画していくことができます。

製品ラインナップ

※左右にフリックしてご覧いただけます。

型番
有効幅(mm)
静電気除去バー
ブラシ
ロータークリーン60
200~1000
2本(用途により最適な除電バーを選択)
◆パルスDCイオナイザ
直流パルス式 強力な除電バー!
◆高周波ACイオナイザ
優れたイオンバランス
電子部品・液晶・半導体用
ブラシ直径:φ60円筒型
PP/線径0.08mm
PA6/線径0.1mm
PA6/線径0.2mm
PA6/線径0.3mm
ロータークリーン100
300~2000
2本(用途により最適な除電バーを選択)
◆パルスDCイオナイザ
直流パルス式 強力な除電バー!
◆高周波ACイオナイザ
優れたイオンバランス
電子部品・液晶・半導体用
ブラシ直径:φ100円筒型
PP/線径0.1mm
PA6/線径0.2mm
PA6/線径0.3mm
ロータークリーン60

ロータークリーン60

◆有効幅200~1000mm用のモデルです。ブラシ高さ調整可。ブラシの着脱は簡単です。ブラシは長寿命。2本の静電気除去バーで しっかり除電!豊富なブラシラインナップ!

ロータークリーン100

ロータークリーン100

◆有効幅 300~2000mm用のモデルです。ブラシ高さ調整可。ブラシの着脱は簡単です。ブラシは長寿命。2本の静電気除去バーで しっかり除電!豊富なブラシラインナップ!

商品特長

除塵の原理

◆フラットジェットノズル
平滑な表面の付着異物を除去するための特別なノズルです。フラットジェットノズルのエアーブローは、静電気除去バーからのイオンをエアに乗せて基材表面に広範囲に叩きつけ、付着異物を剥ぎ取ります。

◆静電気除去バー
静電気除電バーがプラス・マイナスイオンを交互に発生させ、基材表面を除電することで静電気で付着した異物を除去しやすくします。静電気によるゴミ吸着力を除去して、異物除去効果を高めます。ブラシでクリーニング後も、基材表面を低電位化するので 生産環境中に浮遊している微笑なゴミ・ホコリの再付着を予防します。

 用途により次の除電バーのどちらかを選択可
→パルスDCイオナイザ スマートイオン070
 フィルム・紙・箔・電極(正極材・負極座)・複合材・樹脂シート・セラミック・ガラス・繊維・生地 など
→高周波ACイオナイザ プレシジョンバー
 電子部品・プリント基板・液晶・半導体

◆吸引チャネル
表面から除去された異物を高いバキューム圧で吸引除去します。吸引ポートにはダクトホースをバンドで取り付けて集塵機へ接続します。

◆回転ブラシ
基材に付着した異物を回転ブラシの物理的な力で掻き出します。ブラシラインナップの中から最適なブラシを装着して運転することができます。ブラシの着脱は簡単で、交換・メンテナンスしやすく設計されてます。ブラシ回転数・押し込み量は可変です。

vs 非接触式ウェブクリーナーと比較

非接触ウェブクリーナーは、やや固着した異物・やや粘着質な異物 を除去するのに難があります。
一方、ロータークリーンは、回転ブラシが異物に当たる物理的な力で除去できるので、こうした異物を除去する用途で威力を発揮します。

vs 超音波型ドライクリーナーと比較

超音波方式のドライクリーナーも非接触式に分類されるウェブクリーナーです。やや固着した異物・やや粘着質な異物 を除去するのに難があります。
一方、ロータークリーンは、回転ブラシが異物に当たる物理的な力で除去できるので、こうした異物を除去する用途で威力を発揮します。

vs 粘着ロール式ウェブクリーナーと比較

粘着ロール・クリーニングローラーは、フィルムや箔に粘着ロールが、表面の異物を粘着面に転写させて除去します。粘着ロールにくっついた異物は、転写用のテープに写します。このため、転写用のテープのメンテナンスが必要になります。異物の量が多いほど、テープ交換頻度が高くなります。
一方、ウェブクリーナー ロータークリーンは、ブラシ・フィルター交換が必要ですが、粘着ロールのような頻繁なテープ交換は不要で、メンテナンス頻度が極めて少なくなります。作業者様にとって手離れの良いクリーナーになります。

主な用途

◆リチウムイオン二次電池(電極・極板)
ロールtoロールで、正極材・負極材を回転ブラシを当てながらインラインでクリーニングする用途。電極クリーナーとして運用します。

◆フィルム
ロールtoロールでフィルムを巻き返し、加工する用途で回転ブラシを当てながらインラインでクリーニングする用途。

◆枚葉シート
枚葉シートを 1枚1枚 流しながら付着異物を除去する用途。

◆ガラス
ローラーコンベヤでの搬送工程や、印刷前処理の用途でガラス基板の付着異物や小さなガラスくずをロータークリーンで除塵する用途

◆実装前プリント基板・生板
生板・プリント配線板・ガラスエポキシ基板のような表面がフラットな基板をクリーニングします。

◆自動車
ロータークリーンには、表面がフラット・若干湾曲したプラスチック樹脂成形品の、IMD・ホットスタンプ後の箔バリを除去する用途があります。

◆電子部品
部品をロボットに持たせて、ロータークリーニングで付着異物を除去

◆鋼板
固めのブラシを鋼板表面に当てて、鋼板を流しながら異物を除去します。

◆紙
紙の表面の紙粉や粉塵が、加工時の不良の原因となるケースや、粉塵が加工機を汚染してしまうようなケースで、紙の表面をクリーニングします。シリコン加工・乾燥炉等の工程で使用します。

◆リチウムイオン二次電池(電極・極板)<br/>ロールtoロールで、正極材・負極材を回転ブラシを当てながらインラインでクリーニングする用途。電極クリーナーとして運用します。<br/><br/>◆フィルム<br/>ロールtoロールでフィルムを巻き返し、加工する用途で回転ブラシを当てながらインラインでクリーニングする用途。<br/><br/>◆枚葉シート<br/>枚葉シートを 1枚1枚 流しながら付着異物を除去する用途。<br/><br/>◆ガラス<br/>ローラーコンベヤでの搬送工程や、印刷前処理の用途でガラス基板の付着異物や小さなガラスくずをロータークリーンで除塵する用途<br/><br/>◆実装前プリント基板・生板<br/>生板・プリント配線板・ガラスエポキシ基板のような表面がフラットな基板をクリーニングします。<br/><br/>◆自動車<br/>ロータークリーンには、表面がフラット・若干湾曲したプラスチック樹脂成形品の、IMD・ホットスタンプ後の箔バリを除去する用途があります。<br/><br/>◆電子部品<br/>部品をロボットに持たせて、ロータークリーニングで付着異物を除去<br/><br/>◆鋼板<br/>固めのブラシを鋼板表面に当てて、鋼板を流しながら異物を除去します。<br/><br/>◆紙<br/>紙の表面の紙粉や粉塵が、加工時の不良の原因となるケースや、粉塵が加工機を汚染してしまうようなケースで、紙の表面をクリーニングします。シリコン加工・乾燥炉等の工程で使用します。

導入メリットを解説!

◆リチウムイオン二次電池/積層工程での粉塵除去
電極積層工程で、積層する前の表面の付着異物・粉塵を吸引除去する用途があります。コーティング材の細かい粉塵が付いたまま積層すると、重大な品質不良の原因になります。
 ロータークリーンの設置個所は、積層する前です。重ね合わせる前の電極表面の粉塵をロータークリーンでクリーニングしてから積層することで、最終製品の電池の品質向上につながります。

◆箔の穴あけ後に表面をクリーニング

穴あけ機には、パンチングマシンやプレス機の金型で穴を開ける方法があります。無数の針を付けた金型に、箔を通すことで穴を開けることができます。針で穴をあけた後、切り口から微小な粉や切りくず・微細なバリが発塵することがあります。このような場合、後処理として回転ブラシ式ウェブクリーナーロータークリーンを使用します。
 細かいバリは、箔の納品先からのクレームの原因になることがあります。ロータークリーンでバリを綺麗に除去した製品を出荷することで、品質向上につながります。

◆セラミックグリーンシートの小さなバリをクリーニング

グリーンシートの穴あけ加工工程後に、ビア(貫通穴)に発生する細かいバリを除去する用途があります。非接触ウェブクリーナーでも ある程度除去することは出来るものの、さらに除去率を上げる目的で回転ブラシ式ウェブクリーナーを導入する用途があります。
 セラミックグリーンシートの小さなバリをロータークリーンで除去することで、スクリーン印刷等 次工程への異物持込を防止することにつながります

◆枚葉フィルムをクリーニング

枚葉フィルムを吸着装置上で定着させ、上からロータークリーンでクリーニングする用途があります。非接触ウェブクリーナーでも ある程度除去することは出来るものの、さらに除去率を上げる目的で回転ブラシ式ウェブクリーナーを導入する用途があります。枚葉フィルムは繊細で擦り傷はNGです。同時に高い異物除去率が求められます。
 このような用途では、線径が細い毛のブラシをロータークリーンでクリーニングします。デモ機を用いたテストでは、除塵能力とフィルムへのダメージ・傷有無の検査も行います。こうして、能力に満足頂いた後 導入の流れになります。
 ロータークリーンの導入により、次工程への異物持込を防止することにつながります

◆ベルトコンベヤのクリーニング

小さな樹脂成型品・部品をコンベヤ搬送する工程です。ベルトがターンして、再び製品を乗せる時 ベルトがコンタミで汚染していると、ベルトへ次の製品を乗せる時に異物が転写する恐れがあります。製品を乗せる前にベルトの表面をクリーニングする必要があります。
ロータークリーンでベルト搬送面をきれいにしてから、製品を乗せることで製品への異物転写を防止し、品質向上につながります。

◆インモールド成形・ホットスタンプ

インモールド成形・ホットスタンプは、絵柄を写したフィルムを樹脂製品へ転写して加飾する工程です。装飾用フィルムを樹脂製品へプレスすると、端面にピラピラした成形バリがでることがあります。フィルムバリ・箔バリのことです。箔バリは、納品先でのクレームや、次工程での加工不良の原因となるので対策が必要です。プレス金型側でバリを防止することができれば良いのですが、プレス後に箔バリを除去する除塵工程を設けて対策することがあります。作業者がエアーガンと除電器を併用して手作業でクリーニングしても、細かいバリの除去は、人手も手間もかかります。また、人のクリーニングは個人差があるのも問題になります。こうした背景でロータークリーンを導入することがあります。
ロータークリーンのブラシを当てるときは、基材の衣装面に当てる必要があるかどうかは重要です。衣装面にブラシを当てる必要がない時は、線径が太い毛のブラシ、そうでなければ線径が細い毛のブラシを選定して、テストを行います。バリを除去する能力・基材へのダメージ有無・連続生産でのクリーニングの均一性・価格が選定のポイントになります。こうして、ロータークリーンを導入して頂くことで、バリ取り工程の自動化・省人化につながり、またクリーニングの均一性・信頼性が向上します。

◆ハイブリッドクリーニング
接触式ドライクリーナー ロータークリーンと、3Dクリーナー タイフンクリーンを併用する複合除塵です。まず、前処理として接触式ロータークリーンで清掃します。ロータークリーンを1台~2台使用します。最後の仕上げ処理として3Dクリーナー タイフンクリーンで清掃します。接触式と非接触式を組み合わせた複合除塵がハイブリッドクリーニングです。大量の粉塵が出る用途・少しの異物も後工程へ持ち込みたくない用途で、ハイブリッドクリーニングは威力を発揮します。

導入メリットを解説!

クリーニング実績!

クリーニング実績!

◆電極・極板(銅箔・アルミ箔)
◆フィルム
◆枚葉シート(PET・PP・樹脂系と金属系の複合材料)
◆セラミックグリーンシート
◆ガラス基板
◆射出成型品
◆紙
◆ベルトコンベヤ
◆プリント基板(実装前)・生板
◆鋼板

よくある質問(FAQ)

よくある質問(FAQ)

Q1)デモはできますか?
A1)ロータークリーン60型のデモ機がございます。デモ機をお貸出しするか、または東京の弊社押上分室でテストすることもできます。費用は別途ご確認をお願いします

Q2)クリーナーの価格を教えてください。
A2)おおよそ、二百数十万円~数百万円で導入可能です。詳細価格は、ウェブクリーナーの有効幅、片面処理(RC1台)/両面処理(RC2台)どちら?、ダクトホース長、集塵機のタイプによります。

Q3)どんな異物を除去できるの?
A3)主に、静電気で付着する小さなゴミ・ホコリ・繊維クズ、微粒子、が除去対象物になります。この他、非接触ウェブクリーナーでは除去できない、やや固着した異物、若干粘着質な異物にも除去効果を発揮します。
 設備から発生する屑、生産プロセスから発生する粉塵、小さな金属異物なども除去対象になります。

Q4)定期メンテナンスは必要ですか?
A4)イオナイザの定期清掃と集塵機のフィルター交換、ブラシ交換の定期メンテナンスが必要です。取説を見ながら、初めてロータークリーンをご利用いただく方でも簡単に実施できます

Q5)アフターサービスの体制はどうなってますか?
A5)不具合が発生した場合、弊社押上分室にて修理を行うか、または弊社技師が出張して修理対応を行います。

Q6)打ち合わせをしたい
A6)WEB会議またはお客様の工場へ出張してのお打ち合わせ、随時行っております。

Q7)納期はどれ位ですか?
A7)ご注文後、日本国内ご指定場所納入まで約4.5ヶ月です。

Q8)一度、日本国内の工場に納入した後、海外工場へ移設したい
A8)輸出先の国名を教えて下さい。輸出のための書類(該否判定書等)用意いたします。

商品に関連する動画

ロータークリーンの動画へ

ロールtoロールで走行するフィルム上の異物をロータークリーンでクリーニングする動画です。

◆パルスDCイオナイザ スマートイオン070型x2本搭載
◆回転ブラシでフィルム表面をクリーニング
◆フラットジェットノズルからエアーブロー
◆異物を吸引除去

クリーンマスター:ロータークリーンを搭載したバッチ式洗浄ユニット

◆ロータークリーン60型を2台搭載
◆基材はIMDした射出成型品
◆端面の箔バリ・フィルムバリを除塵

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