既設の除電バーに後付して、除電バーの運転状況を外部に出力するセンサーです。既設の除電バーをインラインで連続管理することができるようになります。
キストエシャリッヒ (KIST+ESCHERICH GmbH)
静電気対策
デモ機(実機)貸出あり
フィルムや紙の製造工程に設置されている静電気除去バーの動作確認はどのように行っていますか? 除電バーが正常に動作していなければ、後工程で静電気が引き起こす不良の原因になりえますので、定期的な動作確認はかかせません。イオンチェックセンサーは、既設の除電バーに後付して、除電バーの運転状況を外部に出力するセンサーです。既設の除電バーをインラインで連続管理することができるようになります。
センサーはイオナイゼーションシステムに触れずに測定します
イオナイゼーションからのプラス/マイナスイオンを検出しイオンチェックセンサー上のLEDで表示
供給電源と信号は4ピンから
M8標準プラグ
周囲温度 5℃から45℃/0から60%RH
作業者の安全のため、機器はショックプルーフです
M3ねじ2本で取付け
下の写真は、イオンチェックセンサーをキストエシャリッヒ社製ジェットブレードに取り付けた写真です。エアナイフからのイオンを検出し、プラスマイナスのLEDが青赤に点滅しています。
寸法 63x20x17mm
運転電圧 24VDC
スイッチング出力
PNPクローズコンタクト
センサーから測定点までの最大許容距離 200mm
定格出力電流最大20mA
遅延信号スイッチ 5s
保護クラス IP54
重量 0,05kg
M3ねじを使ってイオンチェックセンサーを静電気除去バーに取り付けます。静電気除去バーのエミッター(針)に、イオンチェックセンサーの赤いセンサーを200mm以内に近づけて固定します。静電気除去バーの動作状況を出力するために、イオンチェックセンサーの4ピンにケーブルを接続して外部PLCに接続します。この状態で静電気除去バーをラインに設置して運転します。静電気除去バーが正常運転していれば、プラスマイナスイオンがバランスよく放出され、イオンチェックセンサーの2色のLEDが交互に点灯します。静電気除去バーに異常があれば、外部PLCに出力して知らせます。
※イオンチェックセンサーで動作確認ができる静電気除去装置は、キストエシャリッヒ社製除電バーのように基本的には針に電圧を印加して、針からプラスマイナスイオンを放出するタイプの静電気除去バーが対象になります。
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