ゲッコーペン(ペン型グリッパー・吸着ペン)

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ゲッコーペン(ペン型グリッパー・吸着ペン)

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基板関連

◆やもりの足裏の接着原理を応用した商品です。ファンデルワールス力という分子間力で基材を物理吸着します。
◆レンズ・ガラス・プリント基板・ウェーハ・プラスチック・金属 などを手作業でピックアップ・リリース
◆圧縮エア・電気・真空ポンプ不要!
◆ノイズ・騒音ゼロ!
◆工場・研究所の手作業の作業現場に最適
◆学生・研究者様が乾式接着技術を学習するキット

目的・用途

業界

自動車・搬送
電機機器
研究開発
非鉄金属
印刷・包装
電子部品・半導体
メディカル

商品説明

ヤモリの足裏には、セタという微細な繊維がびっしり生えています。ヤモリが壁や天井を歩き回る時は、足裏を接触させて、ファンデルワールス力という分子間力で接着しています。

ゲッコーペンは、ヤモリの接着原理を生体模倣した商品です。
基材に軽く当てるだけでピックアップすることができます。基材へのダメージは最小限です。

接着といっても、接着剤やプライマーは使いません。分子間力による「乾式接着」の原理でくっつくのです。乾式接着した後の表面に、接着剤の残渣が残ることはなく、吸着痕や傷をつけません。リリースも簡単です。

ゲッコーペンが接着する時に、外的なエネルギーは不要です。バキューム力や圧縮空気のような動力源は不要なので、エネルギーコストゼロで接着・移載・ピックアンドプレースを手作業で行うことができます。

乾式接着できる基材・材質
【材質】レンズ・ガラス・セラミック・樹脂成型品・金属・フィルム・紙・箔

【基材】レンズ・ガラス基板・ウェーハ・プリント基板・コネクタ・積層セラミックコンデンサ・イメージセンサ・ガラス繊維・注射器・歯車(ギヤ)・フィルム・シート・カード・多孔質のシート

※ユーティリティー不要!
圧縮エア接続不要
真空ポンプ・バキューム源 不要
電気不要
ノイズ・騒音なし

製品ラインナップ

※左右にフリックしてご覧いただけます。

型番
吸着部サイズ
使用環境温度
微細構造材料
ゲッコーペン04
Φ4mm
0~50℃
PU
ゲッコーペン08
Φ8mm
0~50℃
PU
ゲッコーペン12
Φ12mm
0~50℃
PU

商品特長

【ゲッコーペン(吸着ペン)の使い方】

◆基材をピックアップする時

ゲッコーペンの接着面が、基材表面と ほぼ平行にして 近づけます。
ゲッコーペンの接着面を基材表面に軽く当てて、上に持ち上げるとピックアップします。

◆基材をリリースする時
リリースする方法は、3つ
①基材表面に対して、ゲッコーペンの接着面を横にずらす
②基材表面に対して、ゲッコーペンの接着面を傾ける
③基材表面に対して、ゲッコーペンの接着面を回転させる

◆接着面が汚れた場合

別売のクリーニングテープで吸着部を清掃します

【vs.吸着式ペン・吸着式スティックとの違い】

吸着式のペン・スティックは、吸着部(ノズル・パッド)を基材表面に押し当てて、吸着部(ノズル・パッド)を真空にするために、バキューム(吸引)して 吸着する原理です。リリースする時は、吸着部(ノズル・パッド)を大気に戻して吸着力を解除します。
吸着式グリッパーは、吸着痕がつく問題がある他、バキュームするための動力源(ブロア・エジェクター・圧縮エア)が必要です。

 一方、ゲッコ―ペンのような「乾式接着」は、バキュームするためのエネルギー源はいっさい不要です。そして、吸着による痕を残しません。

【vs.ベルヌーイチャックとの違い】

ベルヌーイチャックの吸着原理は、パッドの内側表面に沿って圧縮エアをブローすることで、中心に真空を作り、基材を吸着する原理です。リリースする時は、パッド内を大気に戻すために、圧縮エアを遮断して吸着力を解除します。
ベルヌーイチャックは、吸着痕がつく問題がある他、真空を生成するための動力源(圧縮機・コンプレッサー)が必要です。また、周辺に圧縮エアーをブローして微細なパーティクルを飛散させるので、クリーンルームへの適合性が低い問題があります。

 一方、ゲッコ―ペンのような「乾式接着」は、接着するためのエネルギー源はいっさい不要です。そして、吸着による痕を残しません。また、エアーブローに伴う問題は皆無です。クリーンルームでの運用に適しています。

【vs.接着剤・化学的接着との違い】

接着剤や化学的に接着する方式は、不可逆であることが多いです。強固に接着することはできても、リリースが難しくなります。接着力を切断するために、機械加工したり、化学的な反応が必要なのでは、時間・コスト・工数が増えてしまいます。この特性は、ピックアンドプレースの用途への適用を難しくします。

一方、ゲッコ―ペンは乾式接着(物理吸着ともいいます)です。可逆的な接着なので、リリースは非常に簡単です。接着剤を使わないドライプロセスなので、接着剤の残渣を残すことはなく、リリース後の表面はきれいなので、後洗浄を不要にします。リリース時のタクトは迅速です。

ゲッコーペンの利点

◆乾式接着技術です。物理吸着ともいいます。接着材・水分を使わない「ドライ」で接着します<br/>◆基材表面のダメージを最小限で、優しくピックアップします<br/>◆吸着痕・残留物を残さない<br/>◆接着するのに、外部エネルギーは不要(バキューム・圧縮空気・クリーンエアーブロー・ブロアは不要)<br/>◆接着に要するエネルギーコストゼロ<br/>◆フラットな表面だけでなく、凹凸がある表面、ペラペラなシート、穴あき基材、多孔質フィルムもピックアップできます<br/>◆ノイズ・騒音ゼロ

◆乾式接着技術です。物理吸着ともいいます。接着材・水分を使わない「ドライ」で接着します
◆基材表面のダメージを最小限で、優しくピックアップします
◆吸着痕・残留物を残さない
◆接着するのに、外部エネルギーは不要(バキューム・圧縮空気・クリーンエアーブロー・ブロアは不要)
◆接着に要するエネルギーコストゼロ
◆フラットな表面だけでなく、凹凸がある表面、ペラペラなシート、穴あき基材、多孔質フィルムもピックアップできます
◆ノイズ・騒音ゼロ

学生様・研究者様に適したスターターキット

ゲッコーペンは、ファンデルワールス力による乾式接着技術を学ぶためのスターターキットです。
吸盤がなく、吸着パッドでもない、吸引ノズルでもない、外部からのバキューム力もないのに どうやって吸着するのか!?ペンの接着部を優しく基材に押し当てるだけで、乾式接着する実験を簡単に行うことができます。ファンデルワールス力による物理的な接着力は、外部からのエネルギーが不要で、自然の力を利用した技術です。

学生様・研究者様に適したスターターキット

工場の手作業の作業現場に適したツール

工場の手作業の作業現場に適したツール

手作業で小さな部品を取り扱う用途があります。
小さなレンズ・ガラス製品、小さな電子部品・基板、樹脂製品を取り扱う作業現場に ゲッコーペンを導入すれば、安全に確実に取り扱う作業をサポートするツールになります。
工場エアのようなユーティリティー接続は不要です。お手軽に導入をご検討頂くことができます。

良くある質問(FAQ)

良くある質問(FAQ)

Q1. ゲッコ―ペンが吸着する原理は?

ヤモリは、足の裏にある数百億本もの微細な毛の働きによって、天井に逆さまに張り付いた状態でも自由に行動することができます。これは、接着の原理と、分子間力である「ファンデルワールス力」を利用しているためです。 ゲッコーペンは、このヤモリの足裏にある微細な毛の構造を再現したものです。これにより、外部からのエネルギー(動力源)を一切必要とせず、さまざまなワークを確実にグリップし、保持することができます。

Q2. どんな基材を吸着・移載できるの?

■ 対象業界・用途 自動車・Eモビリティ、ライフサイエンス、エレクトロニクス、マイクロエレクトロニクス、フォトニクス(光工学)
■ 基材の例 バッテリー・燃料電池の構成部品、バイアル(微小容器)、ディスプレイ、ウェーハ、顕微鏡用部品、マイクロレンズ、SMD(表面実装部品)、マイクロエレクトロニクス部品、MEMS(微小電気機械システム)、ガラス繊維、コンデンサ、トランジスタ
■ 動作・アプリケーション環境 油分が無い綺麗な基材表面、クリーンルーム、一般環境、グローブボックス内の不活性ガス雰囲気(アルゴン・窒素)

Q3. ゲッコーペンの清掃方法は?

クリーンルームのクラスにもよりますが、使用時間の経過とともに、空気中の微粒子(エアロゾル)がグリッパーの表面に付着することがあります。清掃には、手動または自動で行える以下のようなさまざまな方法が用意されています。 クリーニングステーション(別売の専用粘着テープで清掃) イオンエアーブロー(除電エアーによる清掃) 湿式化学洗浄(有機溶剤等を用いた拭き取り洗浄)

Q4. 製品寿命は?

温度・基材表面の状態・摩擦 等、実際の使用環境・用途は製品寿命に影響を及ぼします。正確な寿命や性能を算出するためには、さらに詳しいプロセスパラメータ(ワークの材質、表面状態、重量、タクトタイムなど)が必要となります。ぜひお気軽に当社の専門スタッフまでご相談ください。あるテストでは、最大250万回のグリップ(脱着)サイクルテストを実施済みであり、保持力の有意な低下(劣化)は見られませんでした。

Q5. どれくらいの重さ(可搬重量)まで持ち上げられますか?

ゲッコーペンは、接着(吸着)面 あたり最大 1 kg/cm2 の重量を保持することができます。これは、同等の吸着面積を持つ一般的な真空(吸着)グリッパーが達成できる最大保持力(1 kg)と同等レベルの性能です。サイズバリエーションも豊富に揃えており、標準ラインナップとして有効エリア Φ4 mm ・Φ8 mm・ Φ12 mm の3種ございます。

Q6. 従来のバキューム・吸引タイプのペンとの違いは?

ゲッコーペンは、従来のグリッパーや真空タイプのハンドリング方法と比較して、数多くの優れたメリットがあります。

残渣や吸着痕を残さず ワークに傷やマーク、汚染を残さない、きわめてクリーンなハンドリングが可能です。
エネルギー効率は極めて高く、 真空ポンプ(配管・コンプレッサー)や外部電源などのエネルギー源は一切必要ありません。
手作業による疲労や負担を軽減し、作業者の快適性を向上させるようなデザインです。
対象物の形状や状態を選びません。例えば、基材に変形(歪み)があったり、フラットではない凸凹な表面など、従来の技術では吸着・ハンドリングが難しかったワークにも柔軟に対応します。穴あき基板・多孔質フィルム・薄くペラペラな基材も難なくピックアップする事ができ、さまざまな表面状態(粗さ)や、多種多様な材質のワークに対して効果を発揮します。

Q7. 使用時の注意点はありますか?

ピックアップしたい基材表面に油分・汚れがあると、その表面へグリッパーを当てることで汚れる原因になり、次のサイクルからのパフォーマンスが低下する恐れがあります。

Q8. 初めてでも簡単に使えますか?

はい。
専門知識がなくても、現場で簡単にご利用頂くことができます。

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