「ここを除電したい。でも、電源もエアも届かない。」
イオンジェットファンは、バッテリー・イオナイザ・送風ファンを一体化した手持ち式の除電器です。電源コードや圧縮エア配管を接続せず、除電したい場所へ持ち運んで使用できます。工場内の電源・エアが届きにくい場所や、複数箇所を巡回して行う除電作業にも適しています。
ハウグ(Haug)
静電気対策
異物対策
デモ機(実機)貸出あり
一般的な送風式イオナイザでは電源が、圧縮エア式の除電ガンではエア配管が必要です。イオンジェットファンは、バッテリー・高圧電源・イオナイザ・送風ファンを手持ち式の本体に一体化。除電に必要な機能を持ち運べます。
バッテリー内蔵
コンセントから離れた場所でも
除電作業が可能
送風ファン内蔵
圧縮エアを使わず
イオンを気流に乗せて送風
手持ちで移動
必要な場所へ持ち運び
狙った場所を除電
「除電器を設置する」のではなく、「除電器を持っていく」
工場内には、電源コンセントや圧縮エア配管が近くにない場所もあります。また、一時的な作業や試作・検証のためだけに、配線やエア配管を準備するのが難しい場合もあります。イオンジェットファンなら、必要な場所へ本体を持ち運び、その場で送風しながら静電気を除去できます。
ファンの気流でイオンを届ける。軽い異物の吹き飛ばしにも
本体に内蔵された送風ファンの気流にイオンを乗せて対象物へ届けます。静電気を除去すると同時に、表面に付着した軽い粉塵や粒子を気流で吹き飛ばすこともできます。圧縮エアを使用する除電ガンとは異なり、送風用のエア配管を必要としません。
固定式では届きにくい場所、一時的な除電、工場内の巡回作業に
大型設備の周辺、電源やエアが届きにくいエリア、試作・検証工程、複数箇所を移動しながら行う作業など、固定式イオナイザでは対応しにくい場所での除電に適しています。
※最適な除電効果を得るため、使用時はメーカー推奨の方法で接地してください。
※左右にフリックしてご覧いただけます。

高濃度イオンを生成し ジェットファンの気流に乗せて除電します。距離を離して広い面積を除電するのに適しています。

高濃度イオンを生成し 静電気を除電します。近距離で やや広い面積を除電するのに適しています。
工場のすべての場所に、コンセントや圧縮エア配管があるとは限りません。大型設備の周辺、ラインから離れた作業場所、一時的な検査・手直し工程など、「ここを除電したいのに、電源やエアを確保しにくい」という場所があります。
イオンジェットファンなら、バッテリーと送風ファンを本体に内蔵。電源コードや圧縮エア配管を準備せず、必要な場所へ持ち運んで送風除電できます。
こんな「除電しにくい場所」へ持っていけます
大型設備の周辺
電源やエア配管から離れた場所で、一時的に除電したい。
試作・検証エリア
設備工事をする前に、まず除電効果を確認したい。
検査・手直し作業
常設イオナイザがない作業場所で、必要な時だけ除電したい。
工場内の巡回作業
1台を持ち運び、複数の場所を順番に除電したい。
除電するためだけに、配線・エア配管を準備しなくていい
一時的な除電作業や効果確認のために、電源を延長したり圧縮エア配管を引いたりするのは手間がかかります。イオンジェットファンなら、本体を持って対象物のところへ移動。トリガー操作でファンによる送風と除電を同時に行えます。
「静電気が原因か?」を調べる現場テストにも
異物付着、製品の貼り付き、搬送不良などが発生したとき、静電気が原因なのかを確認したい場合があります。固定式イオナイザを設置する前にイオンジェットファンを現場へ持ち込み、除電することで現象が改善するかを試すといった使い方もできます。
実際の現場で試せるデモ機があります
イオンジェットファンはデモ機をご用意しています。実際に除電したい場所へ持ち込み、操作性や除電効果、送風範囲などをご確認いただけます。固定式イオナイザの設置が難しい場所や、電源・圧縮エアが届きにくい場所でのテストもご相談ください。
※最適な除電効果を得るため、使用時はメーカー推奨の方法で接地してください。
イオンジェットファンのヘッドには、2基のジェットファンを内蔵しています。圧縮エアを接続する代わりにファンの気流を利用し、生成したプラス・マイナスイオンを対象物へ届けます。
トリガーを引けば、除電と送風を同時に開始。静電気による吸着力を弱めながら気流を当てられるため、対象物の除電だけでなく、表面に付着した軽い粉塵や粒子の吹き飛ばしにも利用できます。
トリガーを引くだけ。除電と送風を同時に
1. イオン生成
プラス・マイナスの
イオンを生成
2. ファンで送風
イオンを気流に乗せて
対象物へ届ける
3. 除電+吹き飛ばし
静電気を除去しながら
軽い異物を吹き飛ばす
送風するのに、圧縮エアはいりません
一般的なエア式除電ガンは、イオンを対象物へ運ぶために圧縮エアを使用します。イオンジェットファンは本体に送風ファンを内蔵しているため、エアホースを接続する必要がありません。エア配管から離れた場所でも、送風を伴う除電作業ができます。
ジェットファンの連続気流でイオンを対象物へ
2基のジェットファンによって連続気流を発生させ、イオンを対象物へ運びます。圧縮エアの強い噴射ではなく、ファンによる連続した気流で除電するのがイオンジェットファンの特長です。
静電気で付着した「軽い異物」にも
樹脂製品やフィルムなどでは、静電気によって軽い粉塵や粒子が表面へ引き寄せられることがあります。イオンジェットファンなら、まず静電気による吸着力を弱め、同時にファンの気流を当てることで、軽い付着異物の吹き飛ばしも行えます。
「強いエアで飛ばす」のではなく、「除電してから風で離す」
イオンジェットファンは、強力な圧縮エアブローを目的としたエアガンではありません。静電気による付着力を除電によって弱め、ファンの気流を利用することで、対象物から軽い異物を離れやすくします。除電を主目的としながら送風も必要な作業に適しています。
※除去できる異物は、粒子の大きさ・重量・形状・付着状態などによって異なります。
イオンジェットファンは充電式バッテリーで最大約2時間の連続運転が可能です。電源コードを引き回す必要がなく、除電したい場所へ持ち運んで使用できます。
常時運転する固定式イオナイザとは異なり、必要な場所へ移動し、必要な時だけトリガーを引いて除電する使い方ができます。工場内の複数工程を巡回する作業や、一時的な除電にも便利です。
最大約2時間
バッテリーによる
連続運転
交換式バッテリー
予備バッテリーへの
交換が可能
トリガー操作
必要な時だけ
送風+除電
1台を、ひとつの場所に縛りつけない
固定式イオナイザは設置した工程で使用するのが基本ですが、イオンジェットファンは手持ち式。午前は検査工程、午後は試作エリアというように、1台を工場内の複数箇所へ持ち運んで使用できます。
トリガーを引いた時だけ、送風+除電
対象物へ向けてトリガーを操作すると、イオナイザと送風ファンが作動します。作業者自身が除電したい場所を狙えるため、常時除電ではなく、製品や工程に合わせて必要なタイミングで使用する作業に適しています。
バッテリーは交換可能
バッテリーは本体へ固定された内蔵式ではなく、交換可能な構造です。長時間使用する場合は、予備バッテリーへの交換を行うことで運用の幅を広げることができます。
「各工程に除電器を置く」以外の選択肢
除電が必要なのが常時ではない場合や、複数の場所で一時的に使用したい場合、すべての場所へ固定式イオナイザを設置する必要があるとは限りません。イオンジェットファンなら、必要な場所へ1台を持っていくという運用ができます。
※連続運転時間は使用条件やバッテリーの状態などによって異なります。最適な除電効果を得るため、使用時はメーカー推奨の方法で接地してください。
イオンジェットファンは、バッテリー、高圧電源、イオナイザ、2基の送風ファンを手持ち式の本体にまとめたモバイルタイプの除電器です。圧縮エアを使用せず、ジェットファンの気流にイオンを乗せて対象物へ届けます。
バッテリーによる連続運転時間は最大約2時間。必要な時にトリガーを操作して使用するため、固定式イオナイザとは異なる、持ち運びを前提とした除電作業に適しています。
| イオンジェットファン 主な仕様 | |
|---|---|
| 除電方式 | イオン生成+ファン送風 |
| 送風 | 2基のファンを内蔵 |
| 圧縮エア | 不要 |
| 電源 | 充電式・交換可能バッテリー |
| 連続運転時間 | 最大約2時間 |
| 操作 | トリガーによる送風・除電操作 |
| 使用方法 | 手持ち式 |
電源コード
不要
圧縮エア配管
不要
固定設置
不要
電源コードは不要。ただし、除電時の接地を推奨
イオンジェットファンはバッテリー駆動のため、使用中にコンセントへ電源コードを接続する必要はありません。一方、最適な除電効果を得るため、メーカーは本体の接地を推奨しています。使用環境に合わせた接地方法についてはお問い合わせください。
こんな使い方に向いています
・電源コンセントから離れた場所での除電
・圧縮エア配管がない場所での送風除電
・大型設備周辺や固定式イオナイザを設置しにくい場所
・工場内の複数箇所を巡回して行う除電作業
・試作、検査、手直しなど一時的な除電
・固定式イオナイザ導入前の除電効果の確認
常時除電する工程なら、固定式イオナイザも選択肢
イオンジェットファンは、作業者が持ち運び、必要な場所を狙って除電する用途に特長があります。一方、同じ場所を連続して常時除電する工程では、固定式のファン型イオナイザや他の除電方式が適している場合があります。使用場所・作業頻度・必要な除電範囲から方式を選定することが重要です。
TECHNOLOGY
持ち運べるだけじゃない。複数の放電針+2基のファン
ガン型でも、イオンを1点から吹き出す構造ではありません
イオンジェットファンの特長は、バッテリーで持ち運べることだけではありません。ヘッド部には複数の放電針と2基の送風ファンを配置。生成したプラス・マイナスイオンをファンの気流に乗せて対象物へ届けます。
複数の放電針
ヘッド部に複数の
放電針を配置
2基のファン
圧縮エアを使わず
連続した気流を発生
除電+送風
イオンを気流に乗せて
対象物へ届ける
「ガン型=先端の1点から除電」とは違う構造
一般的なガン型イオナイザには、先端部からイオン化したエアを吹き出すタイプがあります。イオンジェットファンは、ヘッド部に複数の放電針を配置し、さらに2基のファンによる気流を組み合わせています。手持ち式の機動性と、複数の放電針を備えたヘッド構造を両立していることが特長です。
実機写真で、ヘッド内部をご覧ください
ヘッド部に配置された複数の放電針や送風部など、イオンジェットファン独自の構造をご確認いただけます。外観だけでは分かりにくい、一般的な除電ガンとの構造の違いが見えるポイントです。

COMPARISON
除電器を比較|固定式・圧縮エア式・イオンジェットファンの違い
除電器は、「どこで」「どのくらいの頻度で」使うかで選び方が変わります
同じ場所を連続して除電するなら固定式、強いエアブローが必要なら圧縮エア式が適しています。一方、電源や圧縮エアが届きにくい場所へ持ち運びたい、複数箇所を巡回して使いたい、一時的に除電したいという場合は、バッテリー式のイオンジェットファンが有力な選択肢になります。
| 比較項目 | イオンジェットファン |
一般的な固定式 ファン型イオナイザ |
圧縮エア式 除電ガン |
|---|---|---|---|
| 電源コード |
不要 バッテリー駆動 |
必要 | 機種による |
| 圧縮エア配管 | 不要 | 不要 | 必要 |
| 送風方法 | 本体内蔵ファン | 本体内蔵ファン | 圧縮エア |
| 持ち運び | ◎ |
△ 基本は固定設置 |
○ エアホース範囲内 |
| 電源・エアから離れた場所 | ◎ | △ | △ |
| 複数箇所を巡回して使用 | ◎ | △ | ○ |
| 常時・連続除電 | △ | ◎ | ○ |
| 強いエアブロー | △ | △ | ◎ |
| 静電気+軽い異物対策 | ○~◎ | ○ | ◎ |
| 設置・準備 | 少ない | 固定・電源準備 | エア配管・電源等 |
| 向いている用途 | 電源・エアがない場所、巡回作業、試作・検査、一時的な除電、現場検証 | 量産工程など、同じ場所を連続して除電 | 強いエアで異物を飛ばしながら除電したい作業 |
※比較は一般的な方式の特長を示したものです。実際の除電性能、送風能力、運転条件、騒音などは製品・仕様によって異なります。
同じ場所を毎日除電するなら、固定式が合理的
量産ラインなど、決まった場所を長時間・連続して除電する工程では、固定式ファン型イオナイザの方が適している場合があります。イオンジェットファンは、常設設備の代替というより、移動性や設置自由度が必要な用途で特長を発揮します。
強く吹き飛ばすなら、圧縮エア式が有利
重量のある異物を強いエアで吹き飛ばしたい場合は、圧縮エア式の除電ガンが適していることがあります。一方、イオンジェットファンは、圧縮エア配管を使わず、除電を主目的にファン送風も利用したい作業に向いています。
イオンジェットファンが強いのは、「場所の制約」がある現場
電源コンセントが遠い、圧縮エア配管がない、固定式を取り付ける場所がない、使用場所が毎回変わる――。そんな現場では、バッテリー式・ファン内蔵・手持ち式というイオンジェットファンの構成が活きます。
「一番高性能な除電器」ではなく、「現場に合う除電器」を
固定式、圧縮エア式、バッテリー式にはそれぞれ適した用途があります。使用場所、除電頻度、必要な送風能力、電源・圧縮エアの有無から選定することで、静電気対策を無理なく工程へ取り入れられます。
FIELD USE
固定設置する前に、まず現場で試すという使い方
「静電気が原因か分からない」段階でも、持ち込んで確認できます
異物付着、製品同士の貼り付き、搬送不良などのトラブルが発生しても、原因が静電気なのかすぐには判断できない場合があります。固定式イオナイザを設置する前に、イオンジェットファンを現場へ持ち込み、除電することで現象が改善するかを確認する使い方ができます。
静電気トラブルの切り分け
除電するとトラブルが改善するかを確認し、本格的な静電気対策を検討する前の判断材料に。
試作・評価工程
設備や配管を準備せず、試作ワークや新しい工程で一時的に除電効果を確認。
検査・手直し作業
常設イオナイザがない作業場所でも、必要な作業時だけ持ち込んで除電。
複数工程を巡回
1台を工程ごとに固定せず、必要な場所へ持ち運びながら使用。
固定式イオナイザを設置する前の、現場確認にも
固定式イオナイザを導入する場合は、設置位置、除電距離、電源、必要に応じてエア配管などを検討します。イオンジェットファンなら、こうした設備工事を行う前に、実際のワークと作業場所で除電効果を確認できます。
デモ機で、実際の現場へ持ち込んで確認
イオンジェットファンはデモ機をご用意しています。電源や圧縮エアが届きにくい場所、固定式イオナイザを設置しにくい場所など、実際の使用環境で除電効果・送風範囲・操作性をご確認いただけます。
「静電気が原因か確認したい」「どこに固定式イオナイザを設置すべきか判断したい」といった段階でもご相談ください。
モバイル除電の考え方を、もう少し詳しく
電源やエア配管に縛られない除電器を、現場でどのように活用できるのか。イオンジェットファンの機動性や導入メリットについて、別記事でも詳しくご紹介しています。 イオンジェットファンの活用記事を見る →
常設する前に「持っていって試せる」という選択肢
静電気対策では、実際のワーク、距離、周囲環境によって効果が変わります。イオンジェットファンは、固定設備を準備する前の現場確認から、日常的な巡回除電まで、場所を選ばず試しやすいことが大きな特長です。
※最適な除電効果を得るため、使用時はメーカー推奨の方法で接地してください。
バッテリー式イオナイザ「イオンジェットファン」の使用方法、圧縮エアや電源の必要性、連続運転時間、接地、異物除去、デモについて、よくあるご質問をまとめました。
「ここを除電したい。でも電源もエアもない。」からご相談ください
工場内の電源・圧縮エアが届きにくい場所、試作・検査・手直し工程、複数箇所を巡回する作業など、固定式イオナイザでは対応しにくい除電用途をご相談ください。
デモ機を実際の現場へ持ち込み、除電効果や操作性を確認することもできます。
ロールから巻き出した直後のフィルムは強く静電気を帯びてます。
イオンジェットファンで しっかり静電気を除電します。
製品サービス内容に関するご質問やご不明な点などお見積りがありましたら、こちらよりお問い合わせください。