インラインクリーン016

インラインクリーン016

インラインクリーン016の画像
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サムネイル1
サムネイル2
サムネイル3
ゴミ取り・静電気・除塵対策

インラインクリーン016型は、狭幅ウェブ専用の非接触ウェブクリーナーです。ロールtoロール製造工程で製造する、フィルム・紙・電極・箔など長尺製品に対して、表面にくっついた異物を非接触インラインでクリーニングします。

メーカー

キストエシャリッヒ (KIST+ESCHERICH GmbH)

目的・用途

異物対策

電池の製造

業界

自動車・搬送
電機機器
非鉄金属
印刷・包装
鉄鋼
電子部品・半導体
メディカル

商品説明

インラインクリーン016型のヘッドには、静電気除去用のイオナイザを搭載しており、静電気の吸着力でウェブにくっつく小さなゴミ・ホコリに対して、静電気を除電しながら吸引除去することができます。
このほか、静電気の力でウェブにくっつく繊維系異物・毛クズに対しても、高い除去能力を発揮することができます。

クリーニングヘッドは、取付に便利な半割れ機構です。半割れのヘッドを開閉できるので、取付やメンテナンス作業が簡単です。
クリーン016型には、3種類あります。


(1)連続エアーブローバージョン

インラインクリーンヘッド部に、
◆静電気除去用バー型イオナイザ
◆エアーブロー用ノズル
◆吸引除去用ソケット

を搭載します。
走行しているウェブに対して、静電気を除電しながら、表面の付着異物をエアーブローで除去して、吸引ソケットから排出します。排出したゴミやホコリは、ダクトホースを経由して、別置きの集塵機のフィルターで捕集します。

クリーニングヘッド内で、エアーブロー集塵による気流で異物除去が行われるので、周辺にゴミやホコリを飛散させません。異物をまき散らさないクリーンな集塵システムです。

有効幅は、60?~300?です。


(2)パルスエアーブローバージョン

インラインクリーンヘッド部に、
◆静電気除去用バー型イオナイザ
◆パルスエアーブロー用回転ジェットノズル
◆吸引除去用ソケット

を搭載します。
走行しているウェブに対して、静電気を除電しながら、表面の付着異物を高速パルスエアーブローします。表面に付着している小さなゴミ・ホコリ、金属異物、繊維クズでも高速パルスエアーブローで、微振動と衝撃を与えて表面から取り除きます。そして、異物排出用の吸引ソケットから吸引除去します。

排出したゴミやホコリは、ダクトホースを経由して、別置きの集塵機のフィルターで捕集します。

クリーニングヘッド内で、エアーブロー集塵による気流で異物除去が行われるので、周辺にゴミやホコリを飛散させません。異物をまき散らさないクリーンな集塵システムです。

(1)の連続エアーブローバージョンに比べ、異物除去能力が強力です。パルスエアーブローは、基材表面に振動を与える効果があるので、ウェブをパルスエアで意図的にバタつかせながら、付着異物を除去する効果があります。

有効幅は、100?~300?です。


(3)ハイブリッドバージョン

ウェブに対して、片面は連続エアーブロー、反対面はパルスエアーブローでクリーニングするスペックです。片側だけ、パルスエアーブローで強めにクリーニングする用途です。静電気除去バーと吸引ソケットが付いてます。

有効幅は、100?~300?です。


写真:
インラインクリーン016型
半割れ機構で取付・メンテナンスが簡単

商品特長

フィルムをクリーニング

フィルムは、ロールtoロールで走行しているうちに、ガイドロールとの接触・摩擦・剥離を繰り返すことで、静電気を帯びていきます。そして、生産環境中のゴミやホコリを静電気で吸着したり、ロールから微小な異物が転写したり、生産設備から発塵した異物を静電気でくっつけたりします。

表面にくっついた静電気でくっついた異物は、後工程で加工不良を引き起こしたり、画像検査機の誤作動を起こし歩留まりを低下させたり、納品先で問題を起こす可能性があります。

ロールtoロール工程にインラインクリーン016型を設置して、インラインで異物を除去することで、これらの問題を解決することができます。

インラインクリーン016型は、非接触式なので、製品に触れずに異物を除去することができます。
インラインクリーン016型の有効幅は、最大300?なので、主にスリッターで裁断後の狭幅フィルムのクリーニングに使用します。

電極をクリーニング

リチウムイオン二次電池の電極の製造工程では、正極材はアルミ箔をベース・負極材は銅箔をベースにして、ロールtoロールで製造します。

活物質ペーストを金属箔に塗工・プレス・乾燥した後は、所定の幅にするために、スリッターで切断します。裁断した狭幅電極は、表面の金属異物を除去する必要があります。

ロールtoロール工程にインラインクリーン016型を設置して、インラインで異物を除去することで、これらの問題を解決することができます。
インラインクリーン016型は、非接触式なので、製品に触れずに異物を除去することができます。
インラインクリーン016型の有効幅は、最大300?なので、主にスリッターで裁断後の狭幅電極のクリーニングに適用できます。

電子部品業界での用途

キャリアテープ・エンボステープの上に載せた精密部品に成型時に発生したゴミや設備から発塵した異物が静電気で付着することがあり、納品先でクレームが発生することがあります。エアーブローをラインに設置すると、微小なゴミ・ホコリはクリーンな生産環境中に飛散するので逆効果になります。

対策として部品をトレーに入れる自動機の前にインラインクリーナーヘッド設置します。静電気除去+パルスエアーブロー+集塵までがインラインクリーナーヘッドの密閉したボディの中で行なわれますので、工場内へのゴミの飛散を回避し 除去した異物を集塵機のフィルターで回収します。クリーニングは、連続してインラインで行われ生産は効率化し、歩留まり・不良の削減に貢献します。


~~キャリアテープ・エンボステープとは?

:キャリアテープ・エンボステープとは、小さな電子部品やICチップを梱包する資材です。生産プロセスでは、テープは連続で走行しており、ロボットが電子部品をピックアップしてテープの所定の箇所へプレースして積載します。部品の載せる前のテープ表面に、工場で発塵した微粒子・パーティクルなどがテープの静電気に引き寄せられて表面に付着することがあります。その上にロボットが部品をプレースすると、異物が部品に転写する原因になります。こうして付着した異物は、納品先でクレームの原因になる可能性があり、製品不良につながる恐れがあるため ロボットで部品を積載する工程の前後でしっかりと除電・除塵を行う必要があります。

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