ミシン目 検出器 PZ3は、ポリ袋・ビニール袋のロールtoロール製造工程で、つなぎ目・ミシン目を非接触で検出します。
ハウグ(Haug)
鋼材の矯正
静電気対策
PZ3からのパルス出力を外部のカウンターで評価して、ターレット巻取り機・切断機の制御に使用することが出来ます。
PZ3は、放電電極によりミシン目をスパークで検出する原理です。レーザー光やLEDセンサのような光学式ではありません。
従来の光学式測定センサは、透明フィルムや半透明フィルムを測定する用途では、光がフィルムを透過してしまうとパンチ穴を識別しにくくなる問題がありました。
PZ3は、光学式センサの課題を克服した ミシン目検出技術です。ミシン目 検出器 PZ3の放電電極を、フィルム片側に設置して、フィルムの反対側には、アースの役割のカウンター電極を設置して使用します。
生産ラインの金属製ガイドロールをアースして、カウンター電極として代用することもできます。
ミシン目がバー放電電極とカウンター電極の間に位置してる時に、スパークが生じること、また ミシン目がバーとカウンター電極(アース)の間に位置してない時に、スパークしないことを確認して使います。
印加する高電圧は、2.4~18kVDCまで調整可能です。
そして、最大 900カウント/分、15カウント/秒 までカウントすることが出来ます。
PZ3でカウントできる2つのカウントパルス間の持続時間を、5ミリ秒から1000ミリ秒まで設定することができます。この機により、通常のミシン目と異なるフィルムの穴によってトリガーされるなど、望ましくないカウントパルスを抑制する使い方ができます。
供給電源:100VACまたは200VAC(50/60Hz)
高電圧:2,4~18kVDC
短絡電流:<1mA
内部カウントロック:5~1,000ms
カウント頻度:最大約15Hz(900インパルス/分に相当)
カウント出力の電圧:2VDC~24VDC/最大50mA.フォトカプラでスイッチ
電源ケーブル長:2.6m
放電電極の接続箇所:1カ所
外寸法:200mm x 200mm x 100mm(高圧ケーブルと放電電極を除く)
重量:約2kg(高圧ケーブルと放電電極を除く)
保護クラス:IP54
カウント用電極 50mm
カウント用電極 80mm
カウント用電極 110mm
信号ケーブル K1 5m
信号ケーブル K1 10m
信号ケーブル K1 20m
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