粉塵を集塵すると、カートリッジフィルターの表面には徐々に粉塵が堆積します。 そのまま使い続ければ、フィルターの圧力損失が増え、安定した吸引を妨げる原因になります。
FPシリーズは、カートリッジフィルターに付着した粉塵を圧縮エアで払い落としながら使用。
フィルターを交換するだけではなく、清掃して繰り返し使うことを前提にした集塵機です。
TBH GmbH
静電気対策
異物対策
電池の製造
FPシリーズは、 FP150・FP211・FP213 の3機種をラインナップ。 必要な風量、静圧、配管条件、設置スペースなどに合わせて選定できます。
※仕様やフィルター構成は選定内容により異なる場合があります。吸引対象、必要風量、配管条件などを確認して機種を選定します。
※左右にフリックしてご覧いただけます。
<コンパクトモデル>
小型レーザー加工機や加工設備への組込みに適したコンパクトタイプ。
省スペースで高い集塵性能を発揮
<大風量モデル>
大量の粉じん・ヒュームが発生する加工工程に最適。
大風量により複数の吸引ポイントや広い加工エリアでも安定した集塵性能を発揮します。
<高静圧モデル>
長い配管や細径ホースなど配管抵抗の大きいシステムに最適。高静圧仕様により、圧力損失が大きい配管でも安定した吸引性能を維持します。
FPシリーズは、カートリッジフィルターに付着した粉塵を 圧縮エアのパルスで払い落として清掃 します。 粉塵を捕集して終わりではなく、フィルターを清掃しながら使うことを前提にした集塵方式です。
フィルターの状態を監視し、必要なタイミングで自動清掃。
差圧による自動清掃のほか、インターバル清掃や運転終了後の清掃など、使用工程に合わせた清掃方法を設定できます。
カートリッジ表面に堆積した粉塵を定期的に払い落とすことで、 フィルターの圧力損失を抑え、長期間の使用を可能にします。
パルスエアでカートリッジフィルターから払い落とした粉塵は、 本体下部のダスト容器に回収 されます。 フィルター表面から除去した粉塵をためて、まとめて廃棄できる構造です。
大量の粉塵を「捕る → 払い落とす → 回収する」。
フィルター交換だけに頼らず、捕集した粉塵をダスト容器へ分離して回収できます。
FP211・FP213では、ダスト容器に専用ダストバッグをセットすることで、 回収した粉塵の飛散を抑えながら廃棄することも可能 です。
同じ粉塵でも、粒径や付着性、発生する工程によってフィルターに求められる性能は異なります。 FPシリーズは、 吸引する粉塵の性状や用途に合わせてフィルターを選定 できます。
カートリッジフィルター
乾式粉塵の捕集を基本に、粉塵の性状に応じたフィルター仕様を選択できます。
追加フィルターモジュール
必要に応じて粒子フィルターや活性炭フィルターを追加し、微細粒子やガス・臭気にも対応できます。
払い落としにくい粉塵には、 PTFE仕様のカートリッジフィルター も選択できます。 粉塵の種類や工程条件を確認して、適したフィルター構成をご提案します。
大量の粉塵を捕集する集塵機では、 フィルター交換時の粉塵飛散 も考えておく必要があります。 FP211・FP213は、使用済みカートリッジフィルターを交換する際の粉塵飛散を抑える ローコンタミネーションフィルターチェンジ に対応しています。
吸引しているときだけでなく、メンテナンスするときの粉塵対策まで。
フィルター交換時に、捕集した粉塵が周囲へ飛散するリスクを低減します。
また、払い落とした粉塵は下部のダスト容器へ回収し、 専用ダストバッグを使用することで、 回収した粉塵を廃棄する際の飛散も抑えることができます。
FP150・FP211・FP213は、単純なサイズ違いではありません。 必要な風量、静圧、配管条件、吸引箇所数 などによって、適した機種が変わります。
| 選定ポイント | FP150 | FP211 | FP213 |
|---|---|---|---|
| 機種の特性 | コンパクト・高静圧 | 大風量 | 高静圧・中風量 |
| 設置スペースが限られる | 選びやすい | ― | ― |
| 大きな風量が必要 | ― | 選びやすい | ○ |
| 高い静圧が必要 | ◎ | ― | ◎ |
| 複数箇所から吸引 | ― | 選びやすい | 条件による |
| 圧力損失の大きい配管 | ◎ | 条件による | ◎ |
風量だけで機種を選ばないことがポイントです。
吸引口の数、配管径・配管長、圧力損失、粉塵の種類などを確認して、FP150・FP211・FP213から適した機種を選定します。
粉塵量が多い工程では、吸引性能だけでなく、 フィルターの清掃、粉塵の回収、メンテナンス方法 まで含めて集塵機を選ぶことが重要です。 FPシリーズは、大量の粉塵を継続して処理することを考えたカートリッジ式集塵機です。
| 比較項目 | 一般的なフィルター交換型集塵機 | FPシリーズ |
|---|---|---|
| フィルターに付着した粉塵 | フィルターに蓄積し、目詰まりが進む | 圧縮エアで払い落として清掃 |
| フィルター清掃 | 交換または手作業による清掃が中心 | 差圧などに応じた自動清掃に対応 |
| 払い落とした粉塵の回収 | 構造・機種による | 下部のダスト容器へ回収 |
| フィルター構成 | 機種ごとに設定 | 粉塵の性状や用途に合わせて選択・追加可能 |
| 設備との信号入出力 | 機種による | 運転・状態監視・清掃などの外部制御に対応 |
| フィルター交換時の粉塵飛散対策 | 構造・機種による | FP211・FP213はローコンタミネーションフィルターチェンジ |
| 粘着性など清掃しにくい粉塵 | 粉塵の性状に合わせた対策が必要 | PTFE仕様やプレコーティングを選択可能 |
大量の粉塵では、フィルター交換の頻度だけでなく「フィルターをどう清掃し、粉塵をどう回収するか」までが選定ポイントです。
粉塵量、粒径、付着性、必要風量、配管条件などから適した集塵方式を検討します。
粉塵対策では、必要な風量や静圧だけでなく、 粉塵の性状や発生量 も重要な選定ポイントです。 FPシリーズだけでなく、工程に合わせて周辺機器を組み合わせることで、集塵システムをさらに作り込むことができます。
粘着性・湿り気のある粉塵には
カートリッジフィルター表面にあらかじめ分離層を形成する プレコーティング という方法があります。 フィルター表面への粉塵の付着を抑え、パルスエアによる払い落としを助けます。
さらに大量の粉塵には
既設集塵機やFPシリーズの前段に カートリッジ式プレフィルター を設置し、粉塵をあらかじめ捕集する方法があります。 後段の集塵機へ流入する粉塵量を減らし、フィルターへの負荷を軽減します。
「粉塵が多い」「フィルターから落ちにくい」など、粉塵の状態からご相談いただけます。
粉塵の種類、発生量、付着性、工程条件などを確認して、集塵方法を検討します。

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