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プラスチック製品生産時の接着不良

プラスチックは元々表面エネルギーが低いため、印刷・塗装・接着などの加工の際に不良が発生する場合があります。

納入機器名 スポット型大気圧プラズマ処理機 PlasmaJet
機器メーカー ドイツRaantec社
期待できる効果 高エネルギーを与えることにより基材表面に官能基を付与し親水性を向上
プラスチック製品生産時の接着

製品紹介

Raantec社製の大気圧プラズマ処理機PlasmaJetは、局所的に狙った個所を高速で処理をするのに適したプラズマ処理機です。 有効処理幅は約10mmで、数10m/分~100m/分まで、高速のアプリケーションに適応できます。

PlasmaJet+G10P 最大出力1000Wまで対応可能なジェネレータです。
PlasmaJet+G12P プラズマノズルを2本搭載可能なジェネレータです。
PlasPhere PlasmaJetノズルユニットを換装することで、最大処理幅70mmに拡張できる特殊ノズルタイプ。

製品が解決できる課題

電線やケーブルの印字改善

電線やケーブルは 高速で生産しているためたびたび印字不良が発生していましたが、高速で流れるケーブルへ印刷する直前でプラズマ処理を実施します。印字剥離や転写を防止できます。

樹脂容器の密着性を改善

多種多様な容器の中にはラベルの密着性が低いものもあります。食品の樹脂容器外周へラベル張りを行う際、ラベルの密着性改善用途でご使用いただけます。

樹脂部品接着改善

樹脂は元々親水性が低いため、接着剤自体も均一に密着しない場合があります。樹脂製品同士を貼り合わせる際、塗布する接着剤の密着性を改善します。剥離を防いで品質が改善します。

納入時のポイント

高速に対応

60m/分(100mm/秒)以上の速度でもプラズマ処理を行うことが可能なので、高速で生産されているラインに最適です。

ドライで密着改善

プライマーを使用しないためドライで密着性を改善します。プライマーの後処理などが不要です。

電気と空気のみ

電気と圧縮空気があれば稼働可能なシンプルな機械です。

付帯設備が少ない

局所排気をしていただければラインのどこにでも設置いただけます。

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