超薄肉の極細管を、連続的に成型・レーザー溶接・造管可能なトータルソリューションを開発しました。
納入機器名 | 注射針製造工程における加工プロセスの削減 |
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機器メーカー | ドイツNexans社 |
期待できる効果 | φ2mmの極細注射針の製造及び製造工程の削減 |
ドイツ・Nexans社は、アルミ・銅・ステンレス材の成形造管技術において世界有数のメーカーです。
身近なものでは、下水道のステンレス配管やテレビ配線用同軸ケーブル、また注射針の生産に使用されています。
DeciWEMA型 | 溶接源:レーザー&TIG 処理寸法:肉厚0.3~1.0㎜ 外径20~60㎜ |
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MicroWEMA型 | 溶接源:レーザー&TIG 処理寸法:肉厚0.1~0.3㎜ 外径2~25㎜ |
NanoWEMA型 | 溶接源:レーザー&TIG 処理寸法:肉厚0.06~0.15/0.2㎜ 外径2.0~4.0㎜ |
お客様においては、これまでφ4mmの中径管の製造しか出来ませんでしたNexans社NanoWEMAにより、最小φ2mmの極細管の製造が可能となりましたが、φ2mm管の製造ができる様になったことで、φ4mm管からφ2mm管への伸管工程を一括削減でき、生産コストの大きな削減が可能となりました。
モジュラーデザインとなっており、ライン据付が非常に簡単です。
マイクロ銅管(5㎜及びそれ以下)を使用する事により、高効率、コンパクト、低コストなエアコン・冷却ユニット用熱交換器の製造が可能になりました。最大50%まで、管及びフィン重量を低減できます。
モジュール式コンパクト設計を採用しており、他社造管機械と比べ15~40%の省スペース化を実現します。
シールドガスの消費を30~80%、電気の消費量を15~40%低減することができるため、省コストに貢献することができます。
生産能力を10~40%向上させることが可能です。
TIG溶接では製造できかなった最小φ2mm管の製造が可能なため、中径造管後の伸管プロセスを削減でき、製造工程の最適化を実現します。
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