
発泡体の片側をコーティングした後、発泡体をベルトコンベヤで搬送するという工程があります。コンベヤ上で発泡体の片側にコーティングされているかどうかを検査するアプリケーションでカラーセンサを使用する用途があります。発泡体とコーティングした面は、それぞれ色が異なります。両面のそれぞれの色が分からない状況で、管理の手間を最小限にするために、カラーセンサーCR200が導入され、発泡体の両面の色の違いを測定しています。色とは関係無く、CR200により発泡体両面が同じ色であるか、または色の違いを検出することにより片面はコーティングされているかどうか検出することが出来ます。この検出方法により、対象物の色とは無関係に、発泡体の両面は同じ色かどうか、または片側はコーティング面であるか、識別することにつながり、この検査工程を自動化することができます。オプションの光学部品FOR-C2.0-50を用いると、約20mmの位置偏差内で運転できます。
動画では、静止した発泡体を測定しています。CR200は、超高速応答速度を有しているので、コンベヤ上で動いている発泡体をインラインで測定する用途にも適しています。
関 連 情 報
アステック社製カラーセンサCR200の説明をみる