
樹脂成型品で発生するバリの除去にフレーム処理が活用可能です!
目次
・バリとは
・バリ取りの方法
・フレーム処理を用いたバリ取り
・フレーム処理の追加メリット
・最後に
バリとは
樹脂成型時に発生する突起物で、金型の合わせ面などで発生します。製品の品質保持や後工程での作業性確保のために除去される必要があります。
バリ取りの方法
通常樹脂成型時に発生したバリの除去には様々な方法があります。
〇やすり等による物理的研磨方法
〇ブラシによる物理的接触方法
〇ショットブラストなどによる衝突方法
〇熱による昇華方法 ←フレーム処理はこの方法になります!
フレーム処理を用いたバリ取り
フレーム処理をバリ取りは先に挙げた昇華方式となり、細かなバリを熱の力によって燃やし尽くす方法になります。
フレーム処理のメリット
〇高い熱エネルギーによって一瞬でバリを除去することができます。
〇インライン化が可能です。
〇機械研磨のような細かな位置合わせが不要です。
〇ブラスト材の後処理が不要です。
フレーム処理のデメリット
〇バリ以外の部分にも熱の影響が出る可能性が有ります。
〇炎を用いるため防火対策が必要です。
フレーム処理の追加メリット
フレーム処理でバリ取りを行うことでバリの除去と同時に親水化も行うことが可能です。
後工程で塗装や接着を行う場合、一度で2つの効果を期待することが出来ます。
最後に
弊社には様々なデモ機を取り揃えており、デモテストやサンプル作成が可能です。
バリ取り以外の用途でも是非ご活用いただければ幸いです。
お気軽にお声がけください。