
目次
・処理事例
・分散性の向上
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粉へのプラズマ処理の応用
現在表面改質技術はプラスチックを問わず、金属やゴム、木材や紙など様々な材質の密着力、接着力向上に使われており、製品形状もフラットなフィルムや箔から複雑な形状の成型品まで多岐に渡ります。
しかしながら複雑な大型三次元形状への処理が可能にもかかわらず、反対に極小さな形状、粉への正面処理は潜在的なニーズがあるが扱いの複雑さから少量処理に限られ、より多くという量産化への道が閉ざされていた。
粉体処理に特化した表面処理設備は現在市場に数種類存在しているが、その全ての設備が抱えていた処理量の問題をSurfaceTreat社は世界で初めて粉体の表面処理に特化した設備を開発し、現状の数十倍レベルの処理量を可能にしました。
既にメーカーは自前の設備を用いて委託ビジネスという形で客先の粉体を処理するビジネスを始めております。
客先から預かっている粉体
処理量 キロ単位での処理が可能
SurfaceTreat社が開発したST650はマグネトロンを用いた真空プラズマ処理機で、ワンバッチで10kg、24時間フル稼働で1トン以上の粉を処理することも可能です。
※粉の粒径や比重に処理量は前後します。
※現在より大きなST1000も開発しており、間もなく完成予定。
プラズマ処理装置ST650と粉体供給装置
処理事例
既にビジネスとして回転成型用PEパウダーが市場で使われております。
プラズマ処理済のパウダーを使用することで回転成型後でも接着性を維持するため、断熱材として注入するウレタンをポリエチレンと強固に密着させる事ができます。
※通常の発泡ウレタンは充填されているだけで密着しておらず、衝撃などを受けると空間が出来たりしてしまいます。
処理済PEとウレタンは界面でしっかりと密着しウレタンが破壊しているが未処理PEとウレタンは密着しておらずPEとウレタンの界面で剥離している。
プラズマ処理を行うことで粉体が親水化して水や溶媒などの液体に粉体を分散させる事が可能になります。
8ミクロンPEパウダー
32ミクロンPEパウダー
500ミクロンPEパウダー
デモテスト受付中
粉体へのプラズマ処理に興味がおありでしたら是非ご連絡ください。
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