
自動車用樹脂部品を成型する機械に導入された事例です。機械は、1300トン射出成型機で、EASChangesystemsは金型交換システム全てを設計し 敷設しました。
EASChangesystemsのシステム構成は次の通りです。
○油圧クランプユニット
○よこ入れ金型用プレローラー
○オートマティックマルチカプラ(全ユーティリティー接続付)
○15トン金型用オートマティック金型交換用テーブルを成型機両側に設置
○金型交換用テーブルにオートマティックマルチカプラー(予熱・冷却用)
金型交換用テーブルを成型機の両側に敷設し、15トン金型をよこ入れ・取出しを行います。テーブルには駆動式ローラー及びオートマティックマルチカプラがあります。成型機には油圧クランプシリンダー・駆動式ローラー・エジェクターカプラ・金型センタリングシリンダ及びオートマティックマルチカプラを装備しています。樹脂成型部品をハンドリングするグリップはロボットが全自動で交換します。このシステムの導入により、金型交換に要する時間はわずか47秒を実現しました。
1300トン射出成型機。金型重量15トン。
関 連 情 報
金型交換システムをみる
上下の金型を開閉する機械”ダイスプリッタ”をみる
左右の金型を開閉する機械”金型検査用システム”をみる