
クリーンベンチの静電気対策|ブローフリー除電バー「スマートイオン」活用ガイド
清浄度が高いクリーンベンチ内でも、静電気が原因でゴミやホコリを引き寄せていませんか?
クリーンベンチ内はHEPAフィルターを通した清浄な層流が流れていますが、作業者の動作、容器の摩擦、樹脂資材の取り扱いによって簡単に静電気が発生します。イオナイザーによる除電(帯電防止)対策がされていないベンチでは、ESD(静電気放電)由来のトラブルが起こりやすくなります。
帯電したワークや容器はコンタミ(微粒子)を引き寄せるだけでなく、放電による精密部品の破壊や、液跳ね・天秤の秤量誤差などのトラブルを引き起こします。
本記事では、クリーンベンチの気流を乱さず、エアーブロー不要で強力除電を実現する静電気除去バースマートイオンを用いた静電気対策・イオナイザー選定について詳しく解説します。
📌 この記事の結論
クリーンベンチ内で静電気が発生する理由
クリーンベンチはHEPAフィルターを通した清浄な空気を流す装置ですが、「空気が綺麗であること」と「静電気が発生しないこと」は別問題です。清浄で湿度の下がりがちなベンチ内環境では、一度帯電した静電気が自然放電しにくく放置されやすい特徴があります。帯電防止対策を怠ると、静電気放電(ESD)による半導体・精密部品の損傷リスクも高まります。
💡 静電気の引力は気流(ダウンフロー)よりも強力
静電気の引力(クーロン力)は、クリーンベンチの微細な降下気流よりも強いため、帯電したシャーレやチップ、ガラス器具には気流中のわずかな浮遊微粒子(コンタミ)が引き寄せられて付着します。

「スマートイオン」のイメージ
スマートイオンがクリーンベンチ用途に最適な理由
従来のイオナイザをクリーンベンチに設置する場合、「エアーブローがダウンフローを乱す事」や「コンプレッサー配管の施工」が課題でした。除電バースマートイオンはこれらの課題を解決します。
🌀 ブローフリーなので
気流を乱さない
エアーブローなしでイオンを届けるため、クリーンベンチのダウンフローをかき乱すことなく設置できます。
⚡ 圧倒的な高直流電圧
直流パルス式イオナイザの高い印加電圧により高濃度イオンを生成。エアを吹かなくても長距離の除電が可能。
🔌 24VDCで配管要らず
クリーンエア配管の敷設工事は不要。24VDC電源を接続するだけで簡単にユーティリティ接続が完結します。
✨ ISO4クリーン対応
ISOクラス4のクリーン環境に対応。消費電力わずか12W(100D型)と省エネ設計です。
🎥 映像で見る「スマートイオン」の性能と導入効果
静電気除去装置のタイプ別 比較表(スマートイオンの強み)
他社製の一般的な静電気除去装置(イオナイザー)とスマートイオンの機能比較です。気流維持・低ランニングコスト・設置容易性のすべてでクリーンベンチに最適化されています。
| 比較項目 | ⭐ 静電気除去バー スマートイオン |
一般的なエアブロー式 除電バー | ファン型イオナイザ |
|---|---|---|---|
| エアー接続(ブロー) | 不要 | 必要(クリーンエア) | ファン送風 |
| ラミナーフローへの影響 | なし(気流を妨げない) | あり(吹き出しで乱れる) | あり(風で粉末・液が飛散) |
| 印加電圧(イオン発生力) | 7.5kV 〜 33kV | 約 7kV 前後 | 約 7kV 前後 |
| 電源・ユーティリティ | 24VDCのみ | 電源 + 圧縮エアー配管 | AC100V または 24VDC |
| ランニングコスト | 極めて低い(SI100D型 消費電力わずか12W) | 高額(コンプレッサーエアー代) | 中程度(ファン電気代など) |



