
金型成型プロセスにおいてストリッピング工程は度々障害となっている
手作業でストリッピング工程を行うとしばしば複雑な作業となり生産性に影響を与えてきましたが、自動化することで熱のロスや生産停止時間の削減が見込まれ、市場では今日射出機周囲に広いスペースと開口ストロークを必要とする本の回転バーが用いられています。
シンプルで効果的な解決策
REPは様々なプロジェクトに取組む中でEPDMパイプシールストリッピングを自動で行う際、より競争力があり効果的な方法を開発し、ユーザーへと提供いたします。
回転するコンベアベルトによって構成され、上下の高さとスピードはパイプシールの大きさによって可変されます。
プロジェクト実例:パイプ直径50-110mm
使用装置
サイクル
金型解放後、フレームで支えられていたコアをエジェクタが持ち上げます。コアは設備後方に運ばれ、回転するベルトによってパイプシールが取り外されていきます。 パイプシール取り外しと同時にランナー部分は自動で分離され、セットされている籠へ落とされていきます。コアがプレス内部まで移動するとセンサーが稼動して取り残しが無い事を確認します。
最後に
この自動取出しを導入する事で約40秒で全てのパイプシールを回収する事ができ、設備導入に関わる費用対効果も優秀で競争力が生まれました。
REPは客先の要望に応じて射出機本体だけではなく、様々な製品、様々な形状に応じた最適は方法を提案させていただきます。