
REP社とは?
REP社は1961年に世界で初めてゴム専用の射出成形機を世に送り出した射出成形機専門メーカーです。
1965年の初号機から日々改良を重ね、最新の第10世代射出成形機では人間工学に基づく確かな作りと
生産性を兼ね備えた装置となっております。
全世界へ累計10,000台以上の射出成形機を送り出し、ゴム用射出成形機のパイオニア、そして
トップメーカーとして日々進化を続けています。
目次
・株式会社ポスティコーポレーション
・SUSTAINABLE & RUBBER ーサステナブルとゴムー
・ゴム業界とSDGs
・HSMのアプリケーション例
・HSMとSDGs
・最後に
株式会社ポスティコーポレーション
ポスティコーポレション様は主にゴム業界向けの「ゴム報知新聞」や「ラバーインダストリー」など専門紙を発行する会社様です。
ゴム業界に精通し、日々最新の業界情報を発信していただいております。
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SUSTAINABLE & RUBBER -サステナブルとゴム-
ポスティコーポレション様創刊のムック [SUSTAINABLE & RUBBEER] はゴム業界におけるSDGsをテーマに
製造メーカーから材料メーカー、商社まで業種の枠を超え、「モノ」「人「会社」、ゴムに関わる全ての会社が
ゴム業界の未来を見据えて情報を発信している書籍になります。
今回この中で弊社ではREP社が取り組むゴムの再生リサイクル技術に関して記事を寄稿させていただきました。
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書籍の詳細はこちら
書籍内60ページに掲載されている弊社の記事
ゴム業界とSDGs
ゴム業界に関わらず、モノづくり企業をはじめすべての企業活動において「SDGs」という言葉が日々重要性を増しています。
多くの企業が従業員の性格改善や生産現場の向上、生産性の改善や、意識改革による環境絵の配慮に注力を注いています。
ゴムは製品の再利用、リサイクルという面において樹脂と比べて工程の複雑さやコストで劣るため
本当の意味でのリサイクルは進んでいないのが現状です。
樹脂はリサイクルの難易度が低いというメリットがありますが、材料のほとんどが石油由来の科学製品であるため、
自然由来のバイオプラスチックが将来的なECO材料として注目されています。
ゴムは天然ゴムという自然由来の材料が主要材料であり、その比率を高めつつリサイクル性も上げるという
樹脂とはある意味反対方向からのアプローチで進んでいます。
ゴムのリサイクルという難題に一石を投じるのが、今回弊社が寄稿したフランスREP社の脱硫技術HSMになります。
HSMのアプリケーション例
その他各種ゴムのトライが可能です。
ゴムによって結果は異なるため、テストをお勧めいたします。
HSMとSDGs
この脱硫技術を取り入れ、ゴムの再利用、リサイクル技術を確立することで以下のSDGsの目標が達成可能となります。
3.すべての人に健康と福祉を
-3.9:2030までに、有害化学物質、並びに大気、水質及び土壌の汚染による死亡及び疾病の件数を大幅に減少させる
違法に投棄されているゴムも含め、埋め立てによって処分されるゴムを少しでも減らすことができます。
9.産業と技術革新の基盤をつくろう
-9.4:2030年までに、資源利用効率の向上とクリーン技術及び環境に配慮した技術・産業プロセスの
導入拡大を通じたインフラ改良や産業改善により、持続可能性を向上させる。
資源の再利用とクリーン技術の確立による持続可能性を向上させる、というこのターゲットを実現させるための技術です。
12.つくる責任 つかう責任
-12.2:2030年までに天然資源の持続可能な管理及び効率的な利用を達成する。
天然ゴムの再利用化が実現できれば、気候による生産量や景気による消費量に左右されにくくなり、
効率的なゴムの使用と天然ゴムの管理の効率化が達成できます。
-12.5 : 2030年までに、廃棄物の発生防止、削減、再生利用及び再利用により、廃棄物の発生を大幅に削減する。
9.4同様にHSMを導入することで廃棄物の削減、および再利用を可能にし、このターゲット達成に大きく寄与します。
最後に
ゴム業界の包括的なSDGsの取り組みの一環として弊社が紹介した技術を是非ご検討ください。
技術的な内容は是非書籍を購入いただき、ご一読いただければ幸いです。
弊社ブログでもREP社の技術を紹介しております。
詳しい記事は下記リンクからお読みいただけます。
REP社脱硫技術HSMの論文記事はこちらをクリック
REP社の脱硫技術HSMに関する記事はここをクリック