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REP 燃料電池用ガスケット製造設備

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REP 燃料電池用ガスケット製造設備

REP社とは?

REP社は1961年に世界で初めてゴム専用の射出成形機を世に送り出した射出成形機専門メーカーで、1965年の初号機から日々改良を重ね、最新の第10世代射出成形機では人間工学に基づく確かな作りと生産性を兼ね備えた装置となっております。
全世界へ累計10,000台以上の射出成形機を送り出し、ゴム用射出成形機のパイオニア、そしてトップメーカーとして日々進化を続けています。

燃料電池用射出成形機

 燃料電池のセルには沢山のガスケットが使用されています。
昨年行われたK2019においてREP社はこのガスケットを自動で生産するターンキーシステムを展示しました。

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燃料電池製造設備の構成

今回展示した設備はREP社の射出成形機とガスケットを自動でセッティングおよび取り出しを行うロボットシステム。
ガスケット一枚一枚をロボットがつかんで金型へセット、射出している間に次にガスケットの準備、射出後の製品の外観検査を行い
製品を積み重ねていくまでの一連の流れをすべて自動で行います。

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生産性

4キャビティの型を用いることでおよそ342枚/時、6キャビティで513枚/時のガスケットが生産できます。
6キャビティの場合8.55枚/分の計算になり、7秒で1枚のガスケットが生産可能です。
設備を2台、3台と導入することで量産にも対応可能です。



実際の動画

燃料電池製造設備が動いている動画です。

 

各工程説明

ロボットが成型終了のガスケットを金型から取り出して仮置き場へ動かします。その後準備していたステンレス板を持ち上げて金型へ移します。
金型へセッティングが終了後、仮置き場にあったガスケットの外観検査を行います。検査後の製品は所定の場所に置かれます。
次に新しいガスケットを持ち上げてプラズマによる前処理を行い、ゴムの密着性を向上させます。
プラズマ処理が終了するとロボットは射出成型機が開くのを待って製品を取り出します。
これが自動成型設備の流れとなります。

関連情報

REP社では様々な製造工程で自動化を取り入れております。




パイプストリッピングに関してはここをクリック。

REPの最新型射出成形機G10シリーズに関してはここをクリック。

加硫時間短縮技術Turbocure®に関してはここをクリック。

 

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