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フランスSTTs社製カウンターレス特殊電極コロナ処理機

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フランスSTTs社製カウンターレス特殊電極コロナ処理機

コロナ処理とは。。。

コロナ処理とはフレーム処理プラズマ処理と同じく樹脂や金属の表面活性に用いられる処理方法のひとつです。

何が特殊なのか?

通常のコロナ処理機は放電部(陽極)とアース(陰極)間のコロナ放電エリアに処理対象物を挟み込み処理を行いますが、STTs社製のコロナ処理機の電極は放電部とアースが同一面にあるため、処理対象物を挟み込まないので、薄いフィルムだけでなく、厚みがあるシートも処理する事ができます。

 compare.jpg

 stt-ide.png

実際の電極。放電部の針と誘電体のクォーツチューブが平行に並んでいます。

カウンターレス電極のメリット①

基材の厚みを気にする事無く処理が出来ます。 
 
※どうして厚みがあっても平気なのか?
上の絵にあるように電極とアースが同じ面にあります。(絵では下に電極とアース)
通常反対側にある物が無いため、厚みが10cmでも20cmでも関係なく基材の処理面にあわせて設置が出来ます。
また上から下、下から上への放電だけではなく、左から右、右から左方向への設置も可能です。

stt-panel.jpg
 厚みのある樹脂パネルへの表面処理。
通常厚みがある製品はフレーム処理がメインですが諸事情により諦めていた製品へも処理が可能です。

カウンターレス電極のメリット②                  

コロナ処理特有のピンホールや裏抜けがありません。
ピンホールや裏抜けは左右または上下で対になって基材を挟んでいるから発生する現象です。
カウンターレスは電極とアースで挟み込みません!故にピンホールも裏抜けも発生しません。

カウンターレスコロナ処理機用途

通常のコロナ処理機と同様にフィルムのRolltoRollでも裏抜けやピンホール対策としてカウンターレスをお使いいただけます。

また通常のコロナが対応できない樹脂成型品の表面処理として、そして高速搬送中の枚葉シートや紙の印刷前処理としても最適です。

デモ機あり

弊社にデモ機がございます。

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 表面処理=親水化についての基礎のお話はこちら【表面処理とは?プラズマの仕組みと親水化の原理】



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