
ロータリーインデックステーブルとは?
自動車部品や半導体部品など部品加工やピックアンドプレースの作業工程で、部品の自動搬送の用途で使用される割出台です。
お客様の課題
生産工程で発生するパーティクルや工場内に浮遊しているダストが、ロータリーインデックステーブルやテーブル上のワークに付着することがあります。このような汚染物質は生産プロセスの中断につながり、ワークの表面の再加工が必要になるケースや不良率を上げる原因となっていました。
設置例
非接触式 除塵装置 タイフンクリーン015型の写真です
ロータリーインデックステーブルの上にタイフンクリーン015が導入されました。タイフンクリーンのコンパクトな洗浄用ヘッドが部品表面を清掃します。タイフンクリーンには、イオナイゼーション・回転ジェットノズル・吸引チャンネルが搭載されています。イオナイゼーションは2本の静電気除去バーにより行なわれ、プラスマイナスイオンを交互に発生させます。回転ジェットノズルの先端からは圧縮エアを高速パルスで吹きだしイオンを乗せたパルスエアを基材表面にたたきつけ、強いエアの乱流が生じます。これにより汚染物質は製品表面から離れ、吸引チャンネルへ効率的に運ばれます。除電から集塵までをインラインで行ないますので、ダストが周囲に飛散し製品に再付着するリスクを回避します。洗浄はサイクルごとに行われ、問題解決につながりました。
運転データ
□洗浄装置: タイフンクリーン015型
□運転エア圧: 約0.2MPa (パルス圧縮エア)
□集塵・制御ユニット: ESUC112NC
下の写真をクリックして、タイフンクリーンによる除塵の原理を動画でご視聴いただけます。