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非接触ウェブクリーナーでマイクロパーティクルを除塵

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非接触ウェブクリーナーでマイクロパーティクルを除塵
 

目次


非接触ウェブクリーナー クロスジェットとは

クロスジェットが異物を除去する原理

クロスジェットの動画

クロスジェットの機器構成

クロスジェットのメリット

vs 粘着ロール

vs超音波エアークリーナ

関連情報




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クリーナー導入に関するよくある質問




非接触ウェブクリーナー クロスジェットとは



◆ウェブとは、ロールtoロールで生産する製品の総称です。紙・フィルム・箔・極薄ガラス・ガラス繊維・箔・電極(正極材・負極材)などを指します。

◆ウェブクリーナーとは、ロールtoロールの生産プロセスで、走行しているウェブに付着した異物を、インラインで流しながらクリーニングする装置です。

◆非接触式ウェブクリーナーとは、紙・フィルムに触れずに表面の異物を除去するウェブクリーナーです。

 エアをノズルから吹き出しながら、同時に吸引する機構を備えたクリーニングヘッドのタイプが多いです。
 エアーブローの方式、吸引、基材の静電気を除去する方法に、機種ごとに独自の趣向を凝らした技術が装備されています。

クロスジェットは、紙・フィルム等 ウェブに触れずに異物を除去する非接触式ウェブクリーナーです。


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クロスジェットが異物を除去する原理



◆サブソニックエアー

サブソニックとは、「亜音速」の意味です。

クロスジェットは、特別に設計されたエアノズルから、音速に近い高速エアーをブローします。そして、紙・フィルム表層の薄い空気膜「層流境界層」を破壊して、ミクロンオーダーの微細な異物を除去します。


◆吸引

サブソニックエアーで除去した異物は、吸引スリットに運びこまれます。ダクトホースを介して、別置きの集塵機にセットしたフィルターで捕集します。

このように除去した異物を周辺に飛散させずに、捕集することができるので、クリーン環境の清浄度を保持することになり 異物が「再付着」するリスクを回避します。


◆静電気除去(オプション)

静電気の発生は、「接触」に起因しています。

ロールtoロールで生産される 紙・フィルムは、ガイドロールを通りながら、接触・剥離・摩擦を繰り返しながら、強く静電気を帯びています。

静電気は、生産環境に浮遊している微細なゴミ・ホコリ・ケバ・繊維クズを引き寄せて、表面に付着します。

こうした異物付着する力を、静電気除去装置で除電することは、異物を除去しやすくすることになるため、異物対策には有効です。

クロスジェットの直前に、バータイプの強力な除電能力のイオナイザ スマートイオンを設置することで、クロスジェットの除塵能力をサポートすることができます。



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クロスジェットの動画

 




動画を解説:


クロスジェットがバックアップロールに抱かせて設置されています。

※同じ非接触ウェブクリーナーでも
スタティックエア
は、「中空」の場所に設置するのに対し、
クロスジェットは、バックアップロールに抱かせて設置します。

エアノズルから、ブローして 直ちに吸引用スリットから吸い出しています。この時、フィルム表面から除去した異物も一緒に吸引します。

クロスジェットは、フィルム・紙に接触せずにクリーニングしています。


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クロスジェットの機器構成



copy_Crossjetaufbau.png

◆クロスジェットがバックアップロール越しに1台
◆クロスジェットの前方 フィルム表裏の除電用にスマートイオン2台
◆高圧ブロア(エアーブロー)
◆集塵機(吸引+フィルター)

※コンプレッサー・圧縮エア・工場エアは、不要です





クロスジェットのメリット

 

◆フィルム・紙に対して「非接触」で異物を除去します。接触して傷がつくリスクを回避します。

◆ミクロンオーダーの微細な異物を除去する高い除塵能力!

◆数十ミクロン~肉眼で見える異物の除去

◆コンプレッサーエア・工場エアは不要です。

◆コストパフォーマンスが良いので、予算を組んで現実的に水平展開の計画をしていくことができます。

◆生産環境へ異物を飛散させず吸引して、再付着を防止!

◆日常メンテナンスは簡単!


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vs.粘着ロール


接触式ウェブクリーナーの中には、粘着ロールをフィルム・紙に押し当てて、異物を除去するクリーナーがあります。

粘着ロールは、紙・フィルムに対して 「接触」します。

一方、

クロスジェットは、紙・フィルムに対して 「非接触」です。

これにより、接触に起因する様々な問題を回避することにつながります。

▶クロスジェットは、擦り傷・外観不良を回避
▶クロスジェットは、消耗品(粘着テープ・吸着テープ)無し
▶クロスジェットは、低メンテナンス(省力化)


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vs.超音波エアークリーナ


クロスジェットは、コストパフォーマンスが良く 現実的に水平展開しやすい価格設定です。


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