ブレーキローターとは？
3Dクリーナー タイフンクリーンで
ブレーキローターの異物・粉塵を除去
タイフンクリーンのメリット
関連情報
ブレーキローターとは？
ブレーキローターとは
車のブレーキ機構には、大きくディスクブレーキとドラムブレーキがあります。このうち、ディスクブレーキは乗用車の前輪に多く採用されているシステムです。ディスクブレーキでは、ブレーキローターという円盤状のパーツを挟み込むようにブレーキパッドが位置しています。ドライバーがブレーキを踏み込むと、油圧でブレーキパッドがローターを挟みます。これによりローターとパッドの間の摩擦により、運動エネルギーが熱エネルギーに変換され減速するしくみになっています。
3Dクリーナー タイフンクリーンで
ブレーキローターの異物・粉塵を除去
タイフンクリーン015型の動画です。
＜お客様の課題・ご要望＞
ブレーキローターメーカー様の製造工程で、ブレーキローターに付着している異物を検査する工程があります。検査基準は、製品の納入先であるお客様の意向も反映され、年々基準が厳しくなっています。検査前に、製品をエアーブローしたり 吸引ノズルを設置する対策をしましたが、厳しくなる品質への要求に適合するように、あらたな除塵方法を検討する必要がありました。
そして、
検査工程の前にタイフンクリーン015型が導入されました。
タイフンクリーン015洗浄用ヘッドには、静電気除去バー・回転ジェットノズル・吸引除去機能が搭載されています。2本の静電気除去バーが、無数の放電針に高電圧を印加して プラスイオン・マイナスイオンを交互に発生させます。回転ジェットノズルの先端からは高速パルスエアーを吹きだします。イオンを乗せたパルスエアーを基材表面にたたきつけ、強いエアーの乱流が生じます。
ブレーキローターは、高低差が比較的小さいワークなので、回転ジェットノズルからのパルスエアーで異物を舞い上げて吸引チャネルから集塵しやすい形状でした。回転ジェットノズルによるパルスエアは、連続エアーブローと異なり、ゴミの飛散が最小限になるよう設計されています。これにより汚染物質は製品表面から離れ、吸引チャンネルへ効率的に運ばれます。除電から集塵までをインラインで行ないますので、小さなゴミ・ホコリ・粉塵が周囲に飛散し製品に再付着するリスクを回避します。
綺麗になったブレーキローターが検査機に搬送されるようになります。
ブレーキローターに付着していた粉塵・バリ等の異物が無い綺麗な表面なので、検査機の誤差を解消して、歩留まり向上に貢献します。
タイフンクリーンのメリット
◆「非接触」
タイフンクリーンは、ブレーキローターに触らずに粉塵・バリを除去する非接触クリーナーです。ワークピースに接触することに起因する悪影響はありません。
◆回転ジェットノズル
回転ジェットノズルが高速パルスエアーを発生します。パルスエアーは衝撃・振動を与え、パルスエアーの乱気流にのり 表面から離れます。そして、吸引チャネルから吸い出して、別置きの集塵機にセットしたフィルターで捕集します。生産環境に、粉塵をまき散らさずに吸引するので「再付着」のリスクを回避します。
◆「パルスエアーブロー＋静電気除去＋吸引除去」
除塵に必要な機能が、タイフンクリーンの小さな箱状のハウジングに「装置化」されてます。除塵工程の立ち上げまでに要する作業者様の時間・労力を緩和します。
◆自動化！
ブレーキローターを流しながら非接触・インラインで粉塵・バリを除去します。除塵工程の自動化につながります。
◆定期メンテナンスが簡単！
タイフンクリーンは、定期メンテナンスが簡単で、手離れの良いメリットがあります。
◆日本国内で たくさんの 納入実績！
3Dクリーナー タイフンクリーンは、多くの日本の工場で導入されています。高い信頼性があります。
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